コチニール染め

シュタイナー教育では、小さい子どものいる空間はピンク色を基調にします。
が、草木染めで安定したピンクを出すのはとてもむずかしいらしい。
たいていはコチニールで染める。
昨日タカコさんちでコチニールをわけてもらった。
コチニールとは南米に住む虫。
染めるのはオーガニックコットンのガーゼ。
これをふわん、とあちこちにかけてみたかったのです。
綿はそまりにくいので、「たんぱく処理」っていうのをします。
普通は豆乳を使いますが、今日は牛乳を使ってみました(安かったから)
媒染剤はみょうばん。今回は自家製のものでなく、タカコさんがわけてくれた市販品を使いました。
特に資料なく染めたのでやりかた間違っているかも。
一応記録します。
染めたい布の重さをはかる。
コチニールはあらかじめ、にゅうばちでよくすりつぶす
布をぬるまゆで洗い、牛乳につけておく。(子どもがぐにゅぐにゅ押してくれました)
布の重さの5%のみょうばんを熱いお湯でとかしておく。
布の重さの1%のコチニールをお湯でとかし、その鍋を薪ストーブの上においておく。
牛乳ににつけておいた布をしっかりとしぼり、みょうばんの媒染液にいれる。
それを軽くしぼって、コチニールを煮出した鍋に入れて、はしで手繰りながら煮る。
何分くらい煮たかな、あんまり長くなかった。
ともかく鍋を火からおろし、布をかるく洗ってよく絞り、陰干しする。
3枚染めたのですが、だいぶ染めムラができました。
もっと大きな鍋の方がいいのかな。
コチニールはもっと細かくすりつぶす方がいいのかな。
何分くらい煮たらよかったんだろ?
といくつかの疑問が浮かびました。
次回トライする時にはやはり豆乳でトライしたいな。
ダメだ、もう私は牛乳と仲良くできない....とほほ。
Edited by じゅんか 2005-11-07 22:38:21
Last Modified 2005-11-08 17:28:27