見えてるところが全てじゃない
※BGMに意味はありません※
昔々の知人のことを思いだしていました。
見た目はいかにも!な ミュージシャン。
長いカーリーヘアと ひょろ長いシルエット 国籍不明の顔立ちでバンドマン。
話せばとても ご機嫌なナイスガイ。
とても ほっそりした いかにも!アートな彼女と一緒に住んで、
美味しい料理を作って
ミニアチュール?みたいな細密画を描いて、
古いアパートの一室に作ったスタジオでレコーディングして、
多才で、多彩な人でした。
2〜3回しか会ったことがないけど、印象が強烈で、忘れられないですね。
あんな人は 見たことないです。
「友達のともだち」という 微妙な距離で会って 私は みんなが盛り上がってるところを ただ聴いていて ただそこに居ただけなんですけど、なんだろうな。見た目の強烈さとは別に何かがありました。
そこに写真があって、
墨染の衣を着た その人が映っていました。
お坊さんの資格も持ってて、
「たまに読経をして町を歩くときがある」
私はしばしば 意外な人が僧籍を持っているのに気づきます。
破天荒に見える人の ベースが全く破天荒じゃない、
滅茶苦茶に見える人の、生きざまがものすごくストイックだったりすることにも気づきます。
そういう瞬間に 頭をハンマーで殴られたような
そんな気分になります。
人間は見えてるところが全てじゃないんだよなあ....。
そんな気がして なりません。
Edited by じゅんか 2025-06-09 16:04:07
Last Modified 2025-06-09 16:04:07