ちょっと感動した
今カンジは小2なので、九九をやっています。
ちなみにようすけの時は 何の説明もなく一学期中ずっと「九九のうた」が休み時間のBGMとして流れ続け 知らないうちにたいていのコドモがうっすらおぼえました。
いざ習い始めた二学期の九九は何の苦労もなくすっと終わりました。
それはそれで素晴らしかったのですが 今回の担任の先生はまた違ったアプローチで面白いと思います。
カンジが「これが良いんだよ!」と言って見せてきた表があります。
これを見て 使い方や意味を理解するまで 私はちょっと時間がかかりました。
この表は教科書に載っているものなのだけど...
タテの軸に1から9までの数字 横の軸に1から9までの数字
そして 一つの欄に一個ずつ●が描いてあります。
全部数えると81個です。
縦軸の1と横軸の1のところにあるのは●1個、
縦軸の2と横軸の3のところにある●を数えると ●は6個.....
カンジから説明を聞いているうちに わたしはすごく感動しました!
わたしは45歳なんですが こんなふうにかけ算を考えたことがありませんでした。
そして 「81」という数が たったこれだけの範囲に表記できることにも驚きました。81個まるをかこうとおもうのは とても面倒くさいことのように思うけれども、たったこれだけとも言えます。
これだけのことで みなさん何を感動しているのかと思うのかもしれません。
でもね わたしにとっては感動ですよ。
ああ、九九をとなえるときに、●×●=平面の図形を想像しても良いんですよ!そうなんですよ。
数式は単なる概念ではない!
それだけのことに大変感動しました。
そうだ...そうだ...わたしは 今年 タマネギの苗をたくさんいただきました。タマネギ苗、軽い軽い 小さな苗箱一個分....でもね それは12×24列=288本育つのだ!と気付いたとき とてもびっくりしたのです。そんな春の驚きを思い出しつつ 初冬の新たな感動を味わうのでした。
Edited by じゅんか 2016-11-12 08:55:16
Last Modified 2016-11-14 07:50:39