おはなしの新しいチャレンジ
さて、今までグリム童話中心におはなしをしていた私ですが....
「日本人には日本のおはなしをした方がよい」という説を耳にしました。
これまでのシュタイナー本というのは
民話もよいけど、グリム童話はもっといい!ってゆーのが主流だったんですけども。
さらに言うと この説を唱える人は 「親が創ったおはなし」がさらに良いと言う。
んー....おはなしを創るってゆーのは ちと照れくさかったり
途中で行き詰まると脂汗が出るので今回はヤメ。
あーでも。
そういうノリなら 一言一句間違わないように!という厳しさを自分に課すのはヤメても良いかもしれない。
そうか。それなら。
子どものころ、何度も読んだおはなしを覚えている限り語ればいいかもしれない。
小さい頃 何度も何度も母に聞いた。
「ねえ、昔話とか 語り伝えとか、聞いてないの?教えて」
ところが母は 幼少の頃実母と死別していて お話を語ってもらった記憶はないそうだ。
母はいつも忙しかったこともあり、私の記憶はもっぱら「まんが日本昔ばなし」だけど、テレビで見たものは 案外細かい設定を忘れていて 語ることが出来なかった。
そんなわけで 私のおはなし日本バージョンは「風土記」から始まった。
私は小学生の頃 家にあった「世界の名作文学全集」を愛読していて 何十回も読んだ。
三姉妹が何十回も読んだので ハードカバーの本が ボロボロになるくらいだった。
そんなわけで大好きなおはなしは沢山ある。
もちろん日本のおはなしも含まれていたので その中で短いエピソードで終われるものをセレクトする。
当時読んでいた全集は実家にあり、手もとにない。
あるのは私の頭の中にあるつたない記憶だけであるから。
「因幡のしろうさぎ」から始まり、大国主尊と少彦名尊の「ガマン比べ」。
これは うんこをガマンするのと 大きなはに(粘土)を背負って歩き続けるのとどっちがツライかくらべっこする下らないお話なのだけど 私の趣味でおはなし。
息子の反応はというと...結構ウレシそうだ。
覚えていることを語るなら 私にとっても ラクである。
何でもよいなら お話ししたいものは沢山あるなー。
ラ フォンテーヌの寓話集とか 醒睡笑にも面白いおはなしはあったし 笑い話系列もいいかもしれない。そうだなー 眠る前に楽しみがあるっていいじゃん、それだけでも。
Edited by じゅんか 2008-10-08 00:25:35
Last Modified 2008-10-08 00:34:45