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2006-07-02
トマト畑のおはなし
コメント(3)

私たちの借りた畑は のばらちゃんのパパが働いている農場の片隅にある。
このごろは 毎日のように 畑に通う日々だ。

この時間は私たち夫婦の楽しみの時間だ。
畝立て 種まき 定植 調合剤まき 水やり...
ついつい はまってやってしまう。

この間に 農場のトマトを子どもたちがもいでしまった。
パパからは「ひとつだけだよ」と言われていたのに
いくつももいでしまった。

これは 困る...。
「大人のいない時はダメ」と叱りました。

でも それだけでは弱いかも、と おはなしを作りました。

昔むかし あるところに トマトの畑がありました。
青いトマトやら うっすら赤いトマトもありました。
トマトの畑は おじさんがお世話しています。

毎日お水をあげて わき芽をとって ひとつひとつ トマトを眺めて歩きます。
おじさんは いつトマトがおいしくなるか よく知っています。
「これは うらのおばあちゃんに」
「これは せいたかのっぽのおにいちゃんに」
「これは 小さいあかちゃんにあげよう」
たくさんの人がおじさんのトマトを楽しみにしているのです。

トマトの畑には 子どもたちもやってきます。
おじさんも子どもたちが大好きです。
「たったひとつだけなら とってもいいよ」と言いました。
こどもたちは たったひとつだけ トマトをとって食べました。
とてもうれしそうでした。

ところがある日 おじさんは遠くの畑に行きました。
トマトの畑には誰もいませんでした。
そのとき 子どもたちが 誰もいないトマト畑にやってきました。
「たったひとつだけ」と言われていたのに
子どもたちはうれしくて いくつも いくつも とりました。

夕暮れ時になって おじさんが帰ってきました。
トマトにお水をあげて わき芽をとって ひとつひとつ トマトを眺めて歩きました。
裏のおばあちゃんのトマトが...ない。
せいたかのっぽのおにいちゃんのトマトが...ない。
小さいあかちゃんのトマトが...ない。
おじさんは 悲しくなりました。

明くる日  おじさんは 子どもたちが駆け足でやってくるのを見ました。
おじさんは トマトハウスの扉を閉めて 
子どもたちを遠くの森へ連れ出しました。

おしまい。



コメント(3)

Edited by じゅんか 2006-07-02 21:26:03
Last Modified 2006-07-03 17:51:38


コメント


トマトかぁ。
私は那須に住んでいます。
なーんかこの辺のトマトおいしくないんだよね。
やっぱり土地にも向き不向きがあるのね。

ここへのコメントじゃないけど、ウチの子達はシュタイナー学校に行っています。

投稿者:こんた|2006-07-05 23:30:25


こんにちは こんたさん

那須のシュタイナー学園は小学校もあるのでしたっけ?
那須のトマトがおいしくないとは とても不思議ですね。

投稿者:junka|2006-07-06 00:31:11


旅行していて遅くなりました。
小学校しかないです。

トマトねぇ、なんかいまいちな感じ。

投稿者:こんた|2006-08-05 01:22:34




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