カンジとおしゅうじごっこ
さて、ちょっと字を書き始めると
「◯◯ってどうかくの?」
ここに××ってかいて!
と 色々と注文を出して来るのが子どもです。
しかし なんというのかな
私には シュタイナー趣味がありまして
記号のように文字を教えたいと思わない訳です。
できれば 黒板絵なんか描いてかっこよく行きたいところですが
そこまでのイメージが浮かびませんでした。
でもね.....
お習字 いいかもしれないな、って思ったんですね。幸い 「カンジ用に」ともらっておいたお下がりのお習字セットがありました。
そこには「筆だけ入っていなかったのだけれど だいぶ前に 私の姉からもらった筆が1本あったので、ようすけ用の筆とあわせてちょうど2セットずつそろいました。
そこに「おはなし」や「絵画っぽさ」はないかもしれないけど
「あ」なら「あ」を書く前に 書き手自身が「あ」をイメージしますね。
シュタイナー教育ではそれを重視するのです。
先生が見本を書く。
書いている様子を見ると 先生の内面にあるイメージそのものをこどもは模倣する、といわれています。
私は子どもの頃の習字を2ヶ月足らずでやめており、全く書道の心得はないのですが チャレンジしたくなったのです。
道具を広げ、正座をして、礼をしてから筆をとってみました。
むう やはり難しくて 思ったようには書けません。
カンジにとっては遊びですし
私も楽しみたかったので「お題」は カンジ自身が出しました。
「えごまってかいて!!!」「えごま?」
「せまいってかいて!!!」「せまい?」
「あいすってかいて!!!」「あいす?」



題材も面白かったし 書くことそのものも面白かったし、書き上がったカンジの字も面白いと思いました。
Edited by じゅんか 2014-09-18 16:21:03
Last Modified 2014-09-19 07:16:10