バカボン/赤塚不二夫先生の詩から
自分と二人っきりで暮らすのだ
自分のパンツは自分で洗うのだ
自分は自分を尊敬しているから、それくらいなんでもないのだ
自分がニコニコすれば自分も嬉しくなってニコニコするのだ
自分が怒ると自分は怖くなるのですぐに自分と仲直りするのだ
自分はとっても傷つきやすいから自分は自分に優しくするのだ
自分の言うことさえ聞いていれば自分は自分を見失うことはない
自分は自分が好きで好きでたまらない
自分のためなら生命も惜しくない
それほど自分は素晴らしいのだ
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うむ そうだな。
今年 もやもやと考えていたことがある。
もやもやとするのだけれど 言葉にならない。
マンガにしようと 何度もみつやんつうしんの原稿を書いた。
ブログで思うことをつらつらと述べようとした。
何度も「これでいいのだ」というフレーズが浮かんだ。
それ自体はずっと変わらない。
次号のテーマは「これでいいのだ」
しかし まだ何か自分の中で腑に落ちていなかった。
みつやんつうしんは日常の一こまを淡々と描いているマンガでありながら
自分の中で 何かが越えられた時にしか描けない。
自分の中の泥臭さ いやらしさを十分味わった後にしか描けない。
だからこそ 描き終わった瞬間の爽快感はたまらない。
多分自分自身にしかわからない色々が ぱちんと整理されていく瞬間に
それまでバラバラに存在した 日常を 一つの流れにそって拾い上げていける。
描き上げる瞬間は私の手が描いているのではなく 描かされているのに近い。
気のせいかもしれないが こういう気分でない時に描いた4コマは 気の抜けたソーダのようなものなので、早々に捨てる。
しかし どうも 考えがまとまらなかった。
したがって 沢山のボツ原稿を出し、捨てた。
数日前 この記事を読んだ。
これですっきりした。
そうだな
これでいいのだ。
後日 この続きを書く
しかし これを理屈でなく 絵で表現したい。
これは少し 時間がかかるかもしれない。
あっさり描けるかもしれない。
どうだろう。
Edited by じゅんか 2014-10-22 07:58:55
Last Modified 2014-10-22 08:07:57