ファンタジーあふれる子ども
ねえ おかあさん!霜じいさんが 来たんだよ!
長男が歓声をあげます。
霜じいさんが来るとね、
地面にふーって息をふきかけて 真っ白にしてしまうんです。
今日も子どもたちを連れて森へのお散歩。
踏みしめる地面には霜柱も立っています。
スキーウエアを着た長男は 土手を滑り降り、川遊びもします。
川べりの小枝を拾って、落ち葉をぐるぐるかきまわして。
雨の日も 雪の日も 嵐の日も 私と散歩の毎日を送っていた長男は
すっかりこの川を熟知していて 浅瀬を歩いて行ける。
赤ん坊は私に抱かれて 不思議そうに高い木の梢を眺めている。
このひとときが 好きだ。
毎日 毎日 何もない畑を横切り 散歩する。
夜眠る前に 短いおはなしをし、幼児のためのお祈りをする。
私が長男にしてやれた「シュタイナー教育っぽいこと」はそれだけかもしれない。
色んなことにトライはしたけど やめてしまったことは沢山ある。
それでも私は後悔していない。
息子は今も 「こびとさんがよっけのおやつを食べちゃった」ことに憤慨し
霜じいさんの訪れを喜び たった一人で よくわからない劇を上演している。
少しだけ通った幼稚園の先生から「ようすけくんは 豊かなファンタジーの力を持っています」と言われた。彼が参加すると 「ごっこ遊び」が豊かになるそうだ。
子どもたちがピザ屋さんごっこをすると 長男は生き生きとした顔で 何もない空間で生地をこねだし、配達をする。
ちなみに彼は 一度もデリバリーピザを見たことがない。食べたこともない。
そうだ そうだ 長男はとても頭の大きい、「ファンタジーあふれる子ども」だ。
彼の本性を大切にしてやれたなら それでよかったのかもしれない。
そういえば 先日 とあるコピーを書いた。
一瞬で夫から却下された。
「この内容だと 一般の人には意味がわからない。一般の人はがアンタみたいにファンタジーの世界を生きてない」という。
そうなのか?そういえばそうかもしれない。
悪く言えば思い込みが激しいのだが よく言えば想像力豊か。
「おはなし」を読んだなら 読んだおはなしが体の中に残ってしまって 時々登場人物の気持ちになったまま 日常生活を続けてしまうことがある。
それは 割合に楽しく 色んな場面を想像しては 子どもたちの前で演じることもある。
こういう性癖...ファンタジーの力を持っていると良いことがある。
それは どんな時にも 幸せを作り出すことができることだ。
今日は珍しく、自分で自分でほめてやる。
注)R・シュタイナーによると 頭の大きい子どもは想像力豊かだそうである。ちなみに頭の小さい子は 現実的なものごとの判断にむいているのだそうです。うちの長男、ものすごく頭が大きい....ちなみに私自身も頭が大きく、前後に長いので 子どもの頃は「ルチ将軍」と言われてました。(プリンプリン物語
、知ってる?古いか。)
Edited by じゅんか 2008-11-19 10:38:13
Last Modified 2008-11-19 18:10:30
コメント
ルチ将軍!!知ってます!私も古い(笑)
知能指数がすごく高いんですよね〜♪
いくつだか、忘れてしましました〜(笑)
知能指数がすごく高いんですよね〜♪
いくつだか、忘れてしましました〜(笑)
投稿者:のりこ|2008-11-21 02:30:56
のりこさま
覚えてますかー?
アハハ、知能指数は1300....はカセイジンです。
違ったかなー。
覚えてますかー?
アハハ、知能指数は1300....はカセイジンです。
違ったかなー。
投稿者:じゅんか|2008-11-21 06:12:18