「コドモの時間」(2)
コドモはどんどん大きくなるね...と言う話をしているうちに楳図 かずおの「わたしは真悟
このマンガ....めっちゃ秀逸...!
手元にないので、うろ覚えですが.....しかしあれはすごい。
絵が濃いので 万人ウケはしないけど(楳図マンガなので....)
でも なんか すごい....すごいんです。
小学生のさとると同級生のまりんが 彼らなりの方法で結婚して(これ、文字で表現できないので できたら原作を読んでほしいです)
一体の産業用ロボットが 二人の子ども「真悟」という生命体になる....。
事情があって 別れ別れになったまりんとさとるなんだけど
さとるは 遠く離れたまりんへのメッセージを真悟に託し、一体の産業用ロボットである真悟が あちこちにアクセスしながら みずから 歩いて旅をするんですよね....。
この中でキーワードになっているのが 「コドモの時間」なんですね...。
真悟は 少しずつ壊れて たった一個の部品になるまでボロボロになって旅を続けるのですが....
「コドモの時間が終わらないうちに」急いで進みます。
作中では もはや元の姿もわからない 部品になった真悟がまりんのもとにたどり着いたころに ちょうどまりんの「コドモの時間」は終わってしまい、真悟が命がけで伝えたかったメッセージは何も伝わらずに終わります。
文章にしてみたらこれだけ これだけなんだけど このマンガは深い、深いです。
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「コドモの時間!」
「コドモの時間」は 現実として子育てをしていても。少しずつ オフになるときが増えていくんでしょう。行きつ戻りつしつつも.....。
そしてコドモの時間は確かに時を刻むうちに あるとき 静かに終わるんだろうと思います.....たぶん。
「子どもがコドモである時間」「今 このとき」って なんかホントにあるんですよ。
それがわかっているからといって 何ができるわけじゃないんですけど。
すんません ただ書きたくなって書きました。
オチはないです....。
Edited by じゅんか 2016-03-06 16:42:21
Last Modified 2016-03-06 19:00:24