思いどおりは つまらない
先刻 ある人と話していた。
この人は 理想を追い、理想を生きる人でもある。
それはまことに素晴らしい。
そして それはそもそも私自身も目指したものだし、その人から見れば わたしは同志であるようにも思っていただろう。
ところが ふと体内から湧き上がっていた言葉は 「あなたの望まない世界は わたしの望まない世界ではない」「あなたの望む世界も わたしの望む世界ではない」ということだった。
なんか 頭がこんがらがる表現だけど、ご容赦願いたい。
話していた相手は 大変驚き、動揺していた。たぶん気分を害していたと思う。
けれどもわたしは 訂正しなかった。
このごろのわたしは 「自分の思い通り」に事がすすむのを 喜んでいない。たぶん。
望まぬことがあまりにも多く起こるのも悲しいのかもしれない。
けれども わたしは今 大変幸福に生きており、
ちょうど良い程度に 思い通りであり、
ちょうど良い程度に 思い通りではない。
今年、春から夏にかけて 恣意的に あまり日記を更新しなかった。
それは あるときふと 私は私自身が書き連ねた言葉に足をひっぱられているような気がしたからだった。
もう少し書こうかなと思ったけれども 今日はここまで。
Edited by じゅんか 2016-08-14 22:20:05
Last Modified 2016-08-14 22:20:05