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2009-06-107歳って 微妙なお年頃みたいだ
よっけが小学校に入学すると 色んなことが急激に変わった。
何しろ 彼は一人で行って 一人で帰ってくるのだし
帰って来ても 宿題だの 明日の準備だの
そういうことが よっけにとっては楽しみだから
喜んでやっている。
で、私も「世間様の中に入ってゆくのだから」と
隣家でのテレビ鑑賞を許可するようになった。
また、予定さえあえば お友達の家に遊びにいくこともできる。
よっけは 急に 「自由な選択」ができるようになったのだった。
しかし このごろ あれれと思っていた。
よっけの表情が微妙に固くなっている。
よっけは 穏やかそうにも見えるけど
笑っていなかったら そのニュアンスが一変する。
よっけを「かわいい子ども」として愛する時期が終わったのじゃなかとすら思った。
でもね....なんかそうじゃない気がした。
ああ、そうだ。
「自由にしていられたら のびのびする」と思うかもしれないけど
小さい子どもって そうじゃない。
「コレはイヤ」「アレはイヤ」
「○○したい」「××したい」という言葉を真に受けてはいけない。
子ども自身の表情は 何を求めているのか
よくよく観察してみよう。
小さい子は しっかりと守られていること
ゆるがない決まりの中で生きているときの方が安定する。
7歳は まだ そのような時期だった。
そうだった。
そんなわけで よっけの放課後の動きは
私たち大人が一歩リードして決めることにした。
言葉で指示することなしに
段取りと行動で 彼とともに歩んで行くことが 私の目標だ。
そうでなくても よっけは 学校に入って
一日中 沢山の情報のシャワーを浴びてくるのだ。
私ももういちど ゆるりとした環境を整えてやりたくなった。
気のせいかな
今日のよっけは 少しポワンとしている。
うれしいな。
私のかわいい かわいいよっけ。
せめて 小学生のうちだけでも
母は頑張りたい、と思っているんでした。
Edited by じゅんか 2009-06-10 20:50:24
Last Modified 2009-06-10 22:38:20