ふつふつと思い出したこと
先日 ギリヤーク尼ケ崎さんの公演をみて、色んなことを思い出した。
「なぜ踊るのかはわからない」「言葉にできるなら踊らなくても良い」と言うギリヤークさんの踊りを 外野の私が言葉にして良いのかどうか 迷ったけれど、
書きたくなって、書きます。
ギリヤーク尼ケ崎さんは すでに88歳で、パーキンソン病で、MCの最中も ずっと手は震えており、足元はおぼつかず、普段は介助なしで食事をすることさえできない方です。
登場しても、心配で心配で ハラハラしました。
果たして車いすから立ち上がれるのか、踊れるのか....。
でも 立ち上がって、踊った。踊り切った。
まっすぐ 私の方へ来て、赤いバラの造花を渡されました。
笑って 手を引かれて 私も踊りました。
別にそれは ギリヤークさんにとって何の意味もないでしょう。
ないだろうけれど、沢山の思いが湧いて出てきました。
でも 言葉にはできない。ただ一緒に踊りました。
Edited by じゅんか 2019-03-13 09:52:26
Last Modified 2019-03-13 11:02:56