我が輩は 「てったい」である

ふふう.....土日の出勤が終わると ほわ?とします。
やっぱり 忙しさ度が全然違いますからね....。
全力で動いても「みつやさん○○やって!」
「みつやさん あの席に ○○持っていって!」
「それはいいから これやってきて!」
多方向から 声が飛んでくる。
それをこなしているうちに 勤務は終わるのであった。
はああ....まだまだ新人なので わからないことだらけ....。
かといって ベテランさんには それぞれの担当があるわけで
「パシリな仕事」は どんどん回って来るのであった。
しかし これは幸いなことである。
私は「全体を見渡す」ことが苦手だ。
指示が無ければ 目の前の仕事に没頭してしまい
より重要なことを忘れてしまうからだ。
ああ、そうか 私は「てったい」(手伝い)なんだなあ....。
実家が材木屋だったので 大工さんのお客さんが多かった。
大工さんはたいてい2人以上で動く。
助手のような人が必要だからだ。
「てったい」(手伝い)と呼ばれるそのような人は
たいてい気の回らない人が多い。
大工は 計算も設計も 段取りもできないといけない。
でも てったいは ただ そばにいるだけ。
「あれ もってこい」
「そこを支えてろ」
ただ ただ 指示されたことを行う仕事だ。
そうか そうか
私はこれまで
「気が利かない」ことを気にしていた。
そうか そうか
何のことはない。
私は「気の利かない」人間として
ひたすら 指示されたことを一生懸命すればよいのかもしれない。
Edited by じゅんか 2007-06-10 21:43:50
Last Modified 2007-06-10 22:22:21