かーちゃんがやってきた
京都から実母が来てくれた。
母が北海道に来たのは初めてである。
私の家族は割合に淡白で 普段は年に1・2回電話で話す程度。
それも用事がなければ めったにしない。
私の両親は 多忙を極めているのが常なので
まさか 北海道まで来るとは思っていなかった。
そして 母は 2週間ほど滞在してくれることになった。
母と2週間一緒に暮らす....なんとそれは 15年ぶりのことなのだった。
今日は一日目...であった。
母は産後の私を手伝いたかったらしい。
義母が来てくれるなら、と遠慮していたら
結局義母がすぐ帰ってしまったことを知り
今更ながら「手伝いに」来てくれたのだった。
母がいる日常というのは 少し勝手が違っていて 私も少し緊張した。
私の日常をきっと奇異に思うだろう..なるべく母に合わせよう...と決心していた私...。
が、実際には普段の私の生活を見せることになった。
なんだか不思議だ。
義父母は何度もこの家に来ている。
義父母が来たときは 徹底して義父母のペースで我が家は動く。
食前の歌も 寝る前のおはなしも全くしたことがない。
ところが 実母が来た今日は
おやつを前にして「森のりすさん おいしいおやつをありがとう....」といつものあいさつを。
ごはんを前にして「だいちがつくり...♪」といただきますの歌を
ひとしきりおしゃべりし 興奮して眠れない息子が
「ねえ おはなし...」とリクエスト。
「おはなし おはなし はじまるよ♪」と「いばら姫」を語った。
どれも 母が来たら 「宗教かぶれしている」と思われそうで
躊躇していたものだった。
なんだか 不思議な一日だった。
母は私の産後を心配して来てくれたのだが
彼女自身は 3人の娘を出産するたび、全く誰のサポートを受けることもできず
退院してすぐに家事も仕事も復活した。
父はお茶一つ入れられない人なので
仕事はおろか 家事を手伝ってくれることもなかったらしい。
幼稚園児だった二人の姉の世話と 商売と家事...全てが忙しかった。
私のおむつをかえたり、ミルクをやったりしたのは 当時6歳の姉だったらしい。
したがって母は 私がどのような赤ん坊だったか全く覚えていない。
「あの頃は 忙し過ぎて 疲れすぎて、目やにで目が張り付いて 起きられなかったよ...。
あんたを育てたのはあんたのお姉ちゃんだよ...」と母は述べていた。
私の2度目のムーンノードは 母との再会かもしれないな。
そんな気がした。
何の根拠もないけれど。
そして このブログは 本日で1000記事目をアップロードしたことになる。
気持ちの上で 一区切りかも。
Edited by じゅんか 2008-08-05 21:50:30
Last Modified 2008-08-05 22:02:53
コメント
そうだったんですねぇ。
おかあさんにとっても、じゅんかさんにとっても、きっと、必要な、大事な時間ですね。
良い時間をすごしてください。
おかあさんにとっても、じゅんかさんにとっても、きっと、必要な、大事な時間ですね。
良い時間をすごしてください。
投稿者:けいこ|2008-08-07 09:09:16
なんでしょうね?
なんか不思議な感じです。
なんか不思議な感じです。
投稿者:じゅんか|2008-08-09 21:16:04