私は 必ず間違っている
私はきっと間違っている...と思う。
これは 遺伝の法則を発見したメンデルの残した言葉だ。
メンデルは数学者で 生物学の専門家ではなかった。
したがって 彼の発表した遺伝の法則は 生前認められることはなかった。
彼自身は修道士であり、死の直前には 修道院の院長だった。
不当な税の支払いを拒み、迫害を受ける日々の中で 病床のメンデルに 部下の僧が訊ねた。
「どうしてあなたは そこまで 正しい事を貫けるのですか?」
するとメンデルは答えた。
「いや、私は必ず間違っている。間違っていない人などいない。だから私も必ず間違っている」
けれども 自分が正しいと思った事を行わなかったとしたら...人間には何もないんだ」
というようなくだりがあったと思う。
....うろ覚えだから 皆さんはどこかで確認してください。
私はこのフレーズを 森田信吾のマンガ「栄光なき天才たち」で読んだ。
20年近い前の記憶で、おまけに私は このマンガを持っていない。
そしてマンガ喫茶もないこの街では確かめようがないけど。
学生だった私の中に響いた言葉です。
今も 私の中にあるかも。
Edited by じゅんか 2009-10-21 23:22:41
Last Modified 2009-10-21 23:22:41