聖なる十二夜2012 第七日目
今日は 眠くもないのに、ゆっくり寝た。
と言っても 起きたのは7時くらいだけど。
私だけかもしれないけど ダラダラしすぎると 不整脈みたいなものが起こる。
これは 私の心臓の欠陥のせいなのか それとも気のせいなのかよくわからない。
話がそれた。
今日は 午前中カンジ君のトイレが3回連続成功した。
つまり おしっこする前に 「おなか痛い」というようになったのである。
おお、おお、すばらしい。
と 思ったら 午後は全滅だった。
でもいい。ともあれ、少し感覚がわかってきているようなのだった。
朝ご飯はパンケーキ。
栗のペーストを練り込んで焼いている途中で ご近所の子どもがやってきて
よっけだけ遊びに行く。
私とカンジはゆっくり朝ごはん。
よっけは帰って来ないかと思っていたら お友達はでかけたらしく
間もなく帰ってきて 朝食。
さて、最後の発送の準備やら 何やらしていると ベルが鳴る。
仕事仲間がみかんを持って年末のあいさつに来てくれた。
いつもありがとう!
子どもたちは大喜び。
箱買いしたみかんも ちょうどなくなりそうな時だった。
子どもたちが新しい箱を開けて わーい!と喜んでいると
ふしぎな 「かじりかけみかん」が一個出てきた。
あれ?新しい未開封の箱なのに 不思議だ。
何よりも このみかんは 人間じゃないだれかがかじったような感じである。
よくみたら みかんの箱の「とって」の部分が 少しかじられていたから ねずみか何かが入ったのかもしれない。
念のため、すべてのみかんを広げて点検。他は全く大丈夫。
痛んだ物もない。すばらしい。
今日は 発送はあるし 3時からの 大祓の儀にも行きたい....と思っていたらしい夫。家族全員で 町→神社に行こうと思っていたらしい。
が よっけは 午後に友達と遊ぶ約束をしているから 行かないと言う。
夫は少し寂しそうだけれども そういうことで。
昼食は大根の煮物と味噌汁
昼食後夫は出発。
カンジはプラレールで遊ぶ。
友達と約束していたよっけは うれしそうに友達の家に行くが留守。
すぐに帰ってきたので よっけと二人で大掃除。
窓ふきと 扉や電球 壁などのふきそうじ
ちょっと壊れていた神棚の修理
お札の入れ替え 鏡餅を飾ったり、しめなわをつけたり、
ちょっとしたこと。
よっけがだいぶ手伝えるようになったので、助かるなー。
そのうち 約束していた友達が帰ってきたらしく よっけは友達の家へ。
すると ○○先生から電話が来る。
ガンの手術をしたけれど、まだ元気じゃ!
お前に会うまでまだ死ねんから、元気になって会いに行くわ!
なるほど 本当に元気そうだし また会いたいなと思った。
それにしても 私は80歳越えの人に北海道まで旅をさせるより、
私が関西へ帰った方がいいのじゃないかと思ったりもした。
しかし私と来たら、この8年間 ひとりで電車に乗ったこともないし
ごく普通の世間様のおつきあいややりとりがどんなものであるのかも
よくわからない。
実家や義実家はあっても 私にとっては ヨソの家であり、異空間である。
そんなわけで 本州への移動は ものすごく大変なことのように思えてならない。
まあいいや。細かいことは、考えないでおこう。
行かねばならぬ時に考えればいい。
○○先生が 今元気でいてくれれば それでいい。
それにしても はっとした。
みつやんつうしんは 先生にとって手紙である。
部屋の掃除をしていたら 結構な量の私からの手紙を発見して読み返してみたらしい。
そういえば 20代の私は大変なハガキ魔だったから 意味があるのかないのかわからないハガキもよく出した。
受け取る人がどう思ったかはさっぱりわからないけれど
それが楽しかった。
何かの小説の一節を抜粋して絵をつけたり
もちろん我流の絵手紙なのだけれど、失笑狙いをしたようなのもあったと思う。
スキンヘッドにした時には エディターをやっていた先輩が 撮影とデザインをしてくれて 記念ハガキを作ってくれた。
スキンヘッドは会社の退職を機にしたことだったので、
先輩は「退職記念にプレゼントするから 何枚刷る?」と聞いてきた。
私は少し考えて「100枚」と言ったはずである。
あとから 「フリーターで120枚ハガキを配る先があるのがスゴイ」とか言われたけど、そんなことより、120枚も刷ってもらって どのくらい費用がかかったのか全然想像しないで 「ありがとう☆」の一言ですませた私はかなり痛い人かもしれない。若いというのは恐ろしい。
そもそも 彼女はプロフェッショナルだったので、かなりカッコいいハガキに仕上げてくれたのだ。
普段からお世話になるばかりだったこと、当時私はすでに社会人だったことなども考えると 本当に恥ずかしくってどうしたらいいのかわからない。
先輩の連絡先はもはやわからないから 心の中で
「あの時はすみませんでした。本当にありがとうございました」とつぶやくばかりである。
こういった過去の失敗のたぐいは 何度も何度も思い出す。
別に本人からお叱りを受けた訳ではないのだが 常識を知った途端に 過去の行いが恥ずかしくなることがある。
そんなわけで 何度も何度も思い出す。地獄の釜の前に行く前でなくっても。
話がそれた。
そして 100枚のはがきは ほぼ全数配ったはずである。
それだけ 友人知人が多かったのか?
そんなつもりもないけど 何だったんだろう。
と、いうのは 自営業8年目の たった今の「みつやんつうしん」の発行部数が120部だからである。
でも ○○先生のおかげで 原点を思い出した。
そうだ。みつやんつうしんは 手紙なのだ。
それ以上でも それ以下でもなかったな。
カンジもお友達の家へ行く。
その間に 年始の更新のためのイラスト描き。
昨日の分の日記を更新する。
書き終わらぬうちに カンジだけ帰ってくる。
よっけはソリすべりへ。
よっけとお友達も帰ってきて ベイブレードタイム。
私は サトイモコロッケの仕込み。
4時のサイレンが鳴り、お友達が帰り、夫も帰宅。
夕飯は年越しそば。
夫はおそばだけでは足りないはず...。
なので、サトイモコロッケも。
カンジはプラレールをしたり、ベイブレードのマネをしたり。
よっけは お正月が楽しみなあまり 早く眠りたい、と言う。
よっけは お年玉をもらうのを相当楽しみにしているのだった。
そんなわけで 早めにヒカルの碁を見て 寝る。
子どもたちが寝てから私は今月の帳簿を〆る。
うおう....。
1月は頑張らないとな.....。
それにしても大晦日に こんなに落ちついた気分というのは不思議だ、
子どもたちは8時までに眠り 私は普通に仕事をしている。
2013年になった瞬間に いくつかの更新をしたり、請求書を送ったり。
ああ、なんか妙な気分である。
Edited by じゅんか 2013-01-01 02:13:34
Last Modified 2013-01-01 08:00:58