寝かしつけの歴史(3)
さて、彼のお昼寝を真剣に考えなければならない時期がやってきました。
2歳の時、私は北海道に来ました。
それはミカエルカレッジの授業を受講するためでした。
結局 3ヶ月後には退学しましたが 最初はやる気マンマンでした。
ちょうど 敷地内の保育所が作られた頃で、2歳児の受け入れが可能となったからです。
見学に来た時に 保育者の方と会うことができたのも大きな理由の一つでした。
まだ授業が始まる前に サマープログラムの託児を手伝ってわかりましたが...
ウチの子の寝かしつけはやっぱり難しい。
初めて出会ったヨソの子を寝かしつけることはできたのに、
自分の子どもいつまでも寝ず、お昼寝の時間にだっこして
外を放浪していた記憶があります。
そして 9月。はじめて他人に預ける.....それを決めた時、おっぱい星人だったよっけの断乳をしました。
3回くらい失敗しましたけども....。まあなんとか。
当時の保育時間は 9時から3時まで。お昼寝の時間もありました。
するとですね。
この保育者の方が寝かせると よっけはお昼寝できたんです。
昼食後から3時前まで。2時間も!びっくりしました。
ところが この保育所、あまりにもおカネがないので、保育者の人は週に何度かアルバイトに行ってしまいます。
穴のあいた時間は 手のあいた父母やスタッフが交代で見ていたのですが
保育者Aさんがいないと、やっぱり よっけは眠れない。
保育所で眠れないこどもがいると 他のこどもも眠れないですね...。
広い場所ではなかったので...やっぱりすごい迷惑をかけてしまいました。
私自身が代理で見たこともありましたが やはり保育所のお昼寝タイムは無法地帯となってしまい 落ち込んだことを覚えています。
同じ保育所には多動のお子さんもいて、大人にスキがあると
窓ぎわによじのぼって飛び降りてきたり 色んな事件も起こります。
複数の子どもの寝かしつけ....どうしているんだ!!!とすごく不思議に思ったことを覚えています。
何しろ小さい子どもがお昼寝できないと 大人もへとへとになるし
こどももストレスフルになるので お昼寝問題は 非常に大切な問題でした。
時々 保育所の運営をめぐり、ミーティングが開かれましたが
運営資金のやりくりとお昼寝が多く議題にのぼりました。
保育者A さんは素晴らしい保育者でしたが、彼に支払えるおカネはほんのわずかで
アルバイトをやめることは到底できませんでした。
つまり、交代で見る父母や他のスタッフが お昼寝力をアップさせる以外に方法はなかったのです。
Edited by じゅんか 2010-01-18 02:12:52
Last Modified 2010-01-18 02:12:52