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2007-03-02
子どもの外国語について考える


シュタイナー教育を知る前から 
子どもの英語教育にはいささか疑問を感じていた。

「なんとなく」の違和感。

そして高校生の時に読んだ 近藤紘一氏のエッセイがきっかけであった。
サイゴンから来た妻と娘」シリーズである。

ベトナム戦争の末期に ベトナム人女性と結婚した著者が、
妻と連れ子と過ごしたその後の暮らしをつづったものだ。
大好きで、何度も何度も読んだ。
ぼろぼろになって 今は手もとに無い。

3冊目の「バンコクの妻と娘」だったかな....とても考えさせられた。

東京に戻ってから 「娘」はフランスの子女が通う「リセ」に通った。
10歳までをベトナムで過ごし 日本語もわからない彼女は
フランス語で授業を受けることとなる。
(ベトナムの旧宗主国はフランスなので
 挨拶程度のフランス語はできたらしい)

その後 頑張りつつも落第を繰り返す彼女を心配して
校長先生が 著者に向かって叱責するシーンがある。

「あなたは彼女を何人に育てるつもりなのか?」

その後 著者は思い出す。

著者には前妻がいた。
幼少を海外で過ごした外交官の娘だった。
大変な勉強家だった。
日本文学を 必死で研究し
「でも私にはわからない。...微妙な事がわからない」と言った。
ときおり アルバムを見て言った。
「私には たくさん友達がいた。ここでも ここでも...」
「でも 今の私の周りには 誰一人残っていない...」
海外を転々とした彼女には 継続した友人がなかった。
そして彼女は自殺した

この例が 極端なものであるのかどうか 私にはわからない。
だとしても 「自分は何者であるのか」...
アイデンティティはとても大事なものであると思う。

外国語は 後から覚えればいいじゃないか...。
語学の苦手な私が言うと 何の信憑性もないかもしれない。

だけど 生きてさえいれば
いくつになっても勉強できるチャンスはあるように思う。。
子どもの時にだいじなのは 生きる力を強くすること
それだけじゃないだろうか。

さあ、そのうち ぺらぺらと話せるようになって
皆さんを元気づけなくてはね。



Edited by じゅんか 2007-03-02 23:07:21
Last Modified 2007-03-03 00:34:34





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