人智学医療/三層構造2
では 三層それぞれの特徴をあげます。
神経/感覚系....「頭」の特徴を思い浮かべてください。
頭は固く、あまり動きません。
体全体の中では最も冷えた部分です。
(ちなみに脳の体温は普通35℃/肝臓は40℃/皮膚の温度は36℃)
感じる/分析する/意識する部分です。
律動系............体の真ん中に位置します。
呼吸/心拍など リズムがあります。
四肢/代謝系.....不規則なカタチをしています。
「動き」を持っています。
あたたかさがあります。
無意識な部分です。
具体的に言うと
神経/感覚系の人は 頭が小さく ものごとをよく考え、分析します。
体は冷えていることが多いです。
(頭は熱いと考えられない)
四肢/代謝系の人は 頭が大きく よく食べ 体をよく動かします。
体はあたたかいことが多いです。
(手足は冷えると動きにくい)
たいていの人は この二つのどちらかが優位です。
律動系の特徴は...ごめんなさい 私には よくわかりませんでした。
混乱しやすいのは これは「体質」であって 「気質」ではないということ。
最初 これらの特徴を聞いたとき
「うちの夫は神経/感覚系、私は四肢/代謝系だ」と思いました。
が、しかし。
「体質」の特徴は まさに肉体に現れたものなので
頭が大きく 手足のあたたかい夫は「四肢/代謝系」になります。
で、気質が熟慮型の「粘液質」という感じ。
わかりにくいですかね?
たまたま リサ・ロメロの個人セッションを受けた人が同席していて
彼女は「神経/感覚系」と「四肢/代謝系」のどちらもが優位で(?)
間にはさまった律動系に病気が出ている、と診断されたそうです。
彼女は心臓に疾病のある方でした。
「優位」っていうのは何なのか?っていう疑問は残りましたが
おおむねはこのようなことです。
Edited by じゅんか 2007-09-29 00:59:52
Last Modified 2007-09-29 00:59:52