そうか!みじめっぽさがスキ!

昨日の日記を書いてから 何かもやもやとした。
ツギハギぱんつのイメージはキョーレツ過ぎたかなあ..とか何とか。
ふと わかった。
目的とか 状況とか関係なく、
「みじめっぽい感じ」「みみっちい感じ」がスキなんですよ、私。
私の好きなマンガに※「エロイカより愛をこめて
冷戦時代のスパイもののマンガなんですが
脇キャラがものすごくイイ。
その中で気に入っているのが「ジェイムズ君」という計理士です。
彼は 「ドケチ虫」と仇名されていますが
ともかくいつでも ツギのあたった服を着て
「見積もり」と「値切り」を繰り返し
道ばたで物乞いのマネなどをします。
本当におカネを節約したい、という目的とは別に
「みじめったらしい感じが好き」らしく
どこかに拉致された時など
「もっとみじめそうな部屋に行きたい」とか不可解な要求をします。
あ?コレコレ、これ、私ですよ。
なんとなく 「みじめっぽい感じ」
「貧乏臭い感じ」を選ぶのがスキだったんだ....。
今日は気圧が低くて ダル?い一日だったんだけど、
これがわかって ものすごくスッキリしました。
※「エロイカより愛をこめて
1976年掲載開始、青池保子作。ハードボイルドなスパイマンガ。ドイツを舞台にしたスパイマンガは珍しいので ドイツでも話題になったらしい。少女マンガには珍しく 兵器やメカが 非常に正確かつ緻密に描かれている。(特に後年では 時刻表その他も調べているらしく 移動その他にも矛盾がないらしい)主に東西冷戦時代が舞台で、冷戦終結後、一旦休載されたが 現在も続編掲載中。メインになるストーリーもさりながら 脇キャラの個性が際立っており、それも要チェック。ここで述べた「ジェイムズ君」はその最たるもので モデルは レッド・ツェッペリンのギタリスト ジミー・ペイジ(本名はジェイムズ)。ジミー・ペイジがドケチなのは どうやら有名らしい。私も最近知った。
余談だが 青池保子のマンガは伝記もの...現代ものに関わらず 丹念に調査してある感じがする。破天荒なストーリー展開であった「イブの息子たち」は登場人物に全てモデルがあり 知っていれば2倍も3倍も楽しめる仕掛けで 私もかなりハマったものだ。
もっと詳しく知りたい方は
http://ja.wikipedia.org/wiki/エロイカより愛をこめて
Edited by じゅんか 2007-05-26 19:45:05
Last Modified 2007-05-28 22:30:43