語り聞かせ

寝かしつけのときに「おはなし」をするのは我が家の恒例行事だ。
シュタイナーの幼児教育では、2?3週間続けて、全く同じおはなしをする。
語り手は、おはなしを暗唱し、いきいきとしたイメージを持ちつつ、
でも「静かに」「淡々と」語ることが望ましいとされている。
我が家の語り聞かせもこのやり方をベースにしている。
題材はそのとき出会った童話や絵本から。
「ももたろう」「赤ずきん」「三匹のこぶた」「おむすびころりん」「ねずみのすもう」...
リズミカルな文章で、適度な長さのものを選んでいる。
(長いお話は覚えきれないときがある。また、集中力もいる。)
イメージがわかないもの、語っているうちにどうしても「ノレないもの」は2?3日でやめてしまうこともある。
そのように、少々のゆらぎはある。
今日の創作語りもその例外のひとつ。
お散歩途中に見た草のたねがふわふわと飛ぶさまがとてもきれいだった。
急にこういうお話を作りたくなり、
「ふわふわの雲のくに」のお話を作って聞かせた。
大した内容ではない。
が息子は満足して、寝た。
写真はこのおはなしの後、息子がつくった「ふわふわの国の赤ちゃん」
庭に生えてたあかつめくさが赤ちゃん。
私が作った羊毛フェルトが赤ちゃんのおふとんらしい。
余談
うちの息子は非常な本好きで、本の形をしているもの全てを持ってきて
「読んで?」という。
図鑑、画集、電話帳....
苦しまぎれに歌をうたったり、短いお話をつくったりしているうちに
ときどき短いお話を作れるようになった。
面白いかどうかは別の問題だけど。
Edited by じゅんか 2005-10-24 23:30:36
Last Modified 2005-10-27 01:08:12