にじみ絵体験/051022

いずみの学校 秋祭りでにじみ絵体験をする。
準備中、そっとのぞくと先生は「祈り」の最中だった。
シュタイナー学校の教師に「瞑想」や「祈り」は欠かせない。
扉が開くと今度は準備が始まる。
三原色の絵の具を溶いたびん
筆をあらう水
平筆が2種類。
先生は画用紙を水にひたす。
参加者と軽く話してから、先生がテーマを決めた。
「焚き火」
あらかじめぬらしておいた画用紙を配ると
先生がお話をしながら、絵を描いて行く。
たしか「ジャータカ物語」にあったお話だ。
飢えに苦しむ老人のために、動物たちが食べ物を集めて来る...。
サルは木の実や果物を集める。
キツネは川で魚を捕まえて来る。
そして何もあつめることができなかったウサギは
自らの体を焚き火に投じて、老人に捧げる....。
老人は実は神の化身。焼けただれたウサギの体を抱いて月までのぼっていくのだった...。
シュタイナー学校では先生が「描く」様子をまねながら描くのが普通だ。
ところが3才のようすけは自分が描きたくてたまらない。
結局私はほとんど筆をにぎることなく
こどもが一人で描いた。
にじんでいく感じがおもしろかった。
今度は私が一人で描きたいな。水彩セットが必要だけど。
Edited by じゅんか 2005-10-22 18:42:35
Last Modified 2023-09-21 11:46:19