バランスの悪さを楽しもう

最近 アスペルガー症候群 なるものについて 興味を持った。
あまり詳しくは知らないのだが mixi内のコミュニティの書き込みを見るにつけ
親近感がわいてくる。
「これは 私のことじゃないか!」って思うことがある。
私は「常識」を理解していない。
「空気」も読めない。
誰かと話したり
何かを考えたりすると いっぺんに色んなことを考えてしまい
優先順位がつけられない。
たいてい混乱してしまうので 会社員時代の私は相当へまをした。
先日 ほぼ初対面の知人の家に泊まった。
「そんなに気をつかって疲れないですか?」と聞かれた。
そういえば 小5の時に同じことを言われた。
私の実家にレジャーという文字はなく 友達の家族旅行について行った時だ。
「この子は 気ばかり使って...子どもらしくない。」
本当のところ どこまで「素」でいていいのかわからない。
今の私は35歳の大人で 子どももいるから
「常識ないので」ではすまされないだろう...と思う。
でも 本当のところ 常識はわからない。
教えてもらうのだが 心底納得できないことは 身に付かない。
また、常識というものは 人によって微妙に違うことだけはわかったから
誰かと接触する時には その人の「常識」を探るのに必死になってしまう。
聞けばいいようなものだけど
「言わなくても わかるだろ」みたいなレスが怖くて固まってしまったり。
よくわからない人と話す時は
「この人は何を思って生きているだろう」
「この人は 今怒っているだろうか」
「この人の価値観を作ってきた背景は何だろう」とか
想像したり 気にしたりするのに忙しくて
自分自身が何をしたいかがよくわからなくなってしまう。
引きこもり系なのも 人付き合いの下手さを意識しているからに他ならない。
ただ このバランスの悪さが 色んな疑問を持つ原動力になっているのも感じる。
多分 今更この性分がなおるとは思えない。
どうやったら 楽しめるかな。
Edited by じゅんか 2006-10-16 00:12:52
Last Modified 2022-01-24 09:12:56
コメント
「チーズケーキ」から、偶然であったHPに、自分の過去を見ているような親近感を覚え、思わずコメント!子育て中にシュタイナー教育に出会い、できることには何でも手を出しまくって「なんちゃってシュタイナー」浸りだった私は、現在42歳。一人娘は9歳の危機を過ぎ、自分の足で歩き始めている。シュタイナーは、7年周期や4つの気質を大切に語っているが、本当に指針となった。第6・7年期は、まさに、自分探しだった。子どもを通してであったシュタイナー教育が、結局は自分探しだったんだ…と、第7・7年期に入って、しみじみと感じている。気質も然り。多血質で、風の性質が強い私と、胆汁質で、火の性質の夫。バトルは、想像を絶するもの!粘液質で水の性質の娘は、鎹となって未熟な二人をつないでくれている。子どもは、親を選んでやってくるというのは、本当だ。「どこまで「素」でいていいか?」日々の暮らし・人とのかかわり・子育ての中で、自分の未熟さを感じ、そのまま受け止めると、子どもの、限りない寛容な愛を感じて涙が出る。どこまでも素のままでいいのだ。子どもは神に近いというが、アガペを実感する瞬間だ。「そのままで、あなたを愛する」と全身で受け止めてくれる存在が、他にあるだろうか?感謝感謝の日々だ。「どうやったら 楽しめるか?」今が、気づきの時!同じ物などなく、完璧もなく、皆歪みがあり、弱さや未熟さを持っているんだ…という事を知ると心と体の硬直が緩んで、らっくりと、ゆるやかになり、楽しくなる。
Let*s Try!
Let*s Try!
投稿者:あさまりか|2006-10-22 16:14:58
あさまりか さま
コメントありがとうございます。
色々と感じてこられたのですね...。
私はただいま 「最も地上的な時期」35歳を迎えております。まだまだ 道のりは 長い感じがしております。
コメントありがとうございます。
色々と感じてこられたのですね...。
私はただいま 「最も地上的な時期」35歳を迎えております。まだまだ 道のりは 長い感じがしております。
投稿者:じゅんか|2006-10-22 22:51:10