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2008-03-27
背中を押されているように
コメント(2)

朝から電話が入る。
友達から「引っ越し、手伝って...」とヘルプコールだ。

昨日も同じ家の引っ越し準備を手伝ったけど
本人は留守だったので 拍子抜けし
もう、今日は手伝うまい、と思っていたが
やはり 彼女には魔力がある。
結局家族全員で手伝いに行った。

夫は力仕事 私はパッキング 息子は 同い年の娘さんと遊んで過ごした。
「重いもの、持たないでね...」とか彼女は言ってくれるけど
引っ越しの準備は何もされていない。
手伝いの人もいない。

にんぷだし、ゆるゆる行こうか、と思ったけれど
結局必死になって作業してしまった。
疲れやすいはずなのに、頑張れてしまうのが不思議だった。

そういえば 昨日も
料理教室の手伝い→引っ越しの手伝い→帰宅して仕事→と満載の一日だったのに
狂ったようにブログを更新してしまった。
正気の沙汰ではない。

さて、今日も朝から作業して 気づけば 夕方5時。
疲れた私は腰が痛くてカニ歩きになってしまい、
夫がそば屋に連れて行ってくれた。

座席に着くと
モーツアルトが流れていた。
ああ、これは。
曲名は知らない。
映画「アマデウス」の中で妻コンスタンツェが 
サリエリにスコア(楽譜)を見せに行くシーンだ。

サリエリがスコアを広げた瞬間に広がる音楽だ。


ああ、サリエリ。
私は彼の気持ちがとてもわかる。
モーツアルトの創る音楽をこよなく愛していたのは彼だ。
自分が凡才であること
それに比して 下卑た青年モーツアルトの音楽が
神に愛されたものであることを 心から実感していたのは 彼だ。

(蛇足だが、「アマデウス」はモーツアルト(ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト)のミドルネームであり、ラテン語で「神に愛される者」という意味があるらしい。)

私の中に何かが広がる。
ああ、すべからく芸術は 神の声だ。
私の内側が 熱くなる。

帰る道すがら、そしてまた 息子を寝かしつけながら
私は興奮した。
ああ、子どもの頃 私は色々なものに感動した。
私の周りには美しいものが多々あった。

教科書の隅っこにも 美しいものは多くあった。

「平家物語」の冒頭「枕草子」の冒頭「方丈記」の冒頭
音読する時の美しさが大好きで 何度も何度も読んでは 暗唱した。
それは 試験のためではなく 私にとって 音楽を聴くようなものだった。

今日はそのようなことを思い出した。
私もまた 「凡庸なる者」である。
だとしても、美しいものに 胸を熱くさせられる瞬間があるだけで
それで よいのかもしれない。
「感動する感性」を自分の中に見つけたことが とてもうれしい。

身体はとっても疲れてしまって ヨロヨロ歩きしているのに
こうして 書かずにいられないのは なぜだろう。
何かに背中を押されているようだ。



コメント(2)

Edited by じゅんか 2008-03-27 21:42:54
Last Modified 2008-03-27 23:12:51


コメント


新しい未来に向かうために、身の内に生きる活力を見出そうとしているよう...

こちらは桜が満開にとどきそうです。
生きる力にあふれるじゅんかさんも、ひらきかけの桜のように美しいと思います。

イースターのにわとり、ありがとうございます。かわいい。あたしには飾り物を作る才能がないので、うらやましいです。
繁殖の象徴...うーん、なるほど。

投稿者:るるぞぉ|2008-03-31 10:49:23


るるぞぉさま

櫻が満開!いいですなあ...。
今日はこちらは冷え込んでおります。
関東にしてみれば 「花冷え」と言ったところでしょうか。こちらで咲いているのは ふきのとうと 福寿草のみであります。

イースターのニワトリ、編み方の本があるので 実は誰でも作れるんですよ。変な贈り物ですみません。
余談ですが 妊娠すると 私は「巣ごもりな気分」になるんですよ。ニワトリを作りながら 自分が卵をあたためてるような気分になり あちこちを掃除しております。
にんぷの本によると 本能的なものらしいです。

投稿者:じゅんか|2008-03-31 15:38:38




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