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2019-08-30スルー希望/ ボヘミアンラプソディ(3)
ともあれ、Queenの音楽性について語るのはやめようと思います。
私は音楽に詳しくないし、
さまざまな評価が それぞれの人の中にあるでしょう。
「映画ボヘミアンラプソディ」はヒットして、今までQueenを知らなかった世代も含めて 再評価されることになりました。私も含めて。。
レビューを見る限り 「フレディがすごい」という流れなんだけども、それで終わるのも何か悔しいです。
フレディはすごい...けど、やっぱり「Queenがすごい」ようにも思います。
4人が4人とも 歌も上手い、演奏も上手い。全員が作詞作曲ができて、作風の幅が広い.......。一曲一曲に全員のアイデアと工夫がみられること.......
音楽的なそういう部分は置いておいて、フレディがどんなに破天荒でも、他のメンバーは 自分のペースを持っていたのがすごいと思うのです。
「華のある人」は素晴らしいけれど、良きにつけ悪しきにつけ 周囲は大変な思いをすると思うのです。
フレディがドラッグをやってたことも バカ騒ぎが好きだったことも、不特定多数の恋人がいたことも有名ではあるけれど、他のメンバーは普通に家庭を持って、巻き込まれすぎないで過ごした気がします。
大人にとって 「ほどよい距離感」って難しくないですか?
特にバンドなんて ほとんどは解散してしまうし、「同じメンバーで仲良く」って案外レアです。
Queenは それぞれのソロ活動をはさみつつ、最終的には一緒に活動しました。フレディ以外の三人は エイズにも罹患することなく、弱っていくフレディを支え、死の2週間前まで淡々とレコーディングをしています。
(最後に収録された曲/映画のエンディングに使われた曲)
フレディが亡くなってから、ジョンは引退してしまいましたが、ブライアンとロジャーは まだ「Queen」を続け、この映画製作のサポートもしていますね。
ほとんどの楽曲は「フレディ マーキュリー」名義ではなくて「Queen」名義なのだから、残るメンバーのOKがなければ この映画はできていませんね。
何よりも Queenの音楽そのものが この映画を支えていたのですから。
ジョンは現役の頃と同じように、「ごく普通の人」になることを選び、ブライアンとロジャーは ひたすらクールに 自分の役割を果たしている気もしています。
残された人、残った人の愛を 沢山感じる映画でした。
そして 改めて 出会った音に感謝します。
ありがとうございました。
Edited by じゅんか 2019-08-30 14:17:10
Last Modified 2019-08-30 20:15:39