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2012-12-07
読書が好きだ

今年は 妙な空き時間をぽっかりともらえるときがある。
そして たまに図書館へ行ける。


ああ、本を読むというのは私にとって なんと大きな喜びであるか。
今年は(今年も?)魂を揺さぶられることは多々あるのだが
あまりそれを言葉にできない。
絵にすることも まだできていない。


それらは 時が満ちた時に 
見えないトンネルから抜けた時に 
ぽんと天から降ってくるものだ。
なので、今はあわてない。


話がそれた。
今日 ヤヌシュ・コルチャックの「子どものための美しい国」を読み終えた。
何も考えずに衝動的に借りたのだけれど とてもいい、と思った。
ハッピーエンドではない。
でも いいと思った。


宇野千代のエッセイも2冊ばかり読んだ。
私の母は 宇野千代と瀬戸内寂聴を蛇のように嫌っていた。
良妻賢母型の人間として ごく自然なことである。
まあしかし 自分の弱さ...決して良い評価を受けない部分も含め
さらけだすというのは いわゆる良い人にはできないことである。
失礼な言い方だけれども 「愚かかもしれないが 潔い」のではないかと思っていた。


私はいい加減な人間であるから
むしろ親近感を持っていた。作品を読んだこともないのに。
それを思い出して初めて読んでみたのである。

一つ一つについては まだ言葉になりきらないので 言葉にはしない。

がしかし コルチャックと宇野千代、全く関係ない本だけれど
私の心の中で 強く結びついた。
著者の意図したところではないかもしれないが
なんだか つながった。


人間が大人になる、というのは 若い頃考えていたよりもずっと時間がかかるのかもしれない。



Edited by じゅんか 2012-12-07 02:33:30
Last Modified 2012-12-07 02:33:30





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