少しずつ 忘れていたことを
さて、台風が近づいてきたせいかな 一日中頭が痛い。
きっとこんな日は たいていの人がブルーな気分に違いない。
あっけない幕切れとともに パートは終了した。
ああ、家のあちこちが どこか汚い。
久しぶりに スキだった服を着て、手ぬぐいで頭をくるむ。
ああそうだ。
この3ヶ月間は 「着替えのしやすい、目立たない服」を着ていたな。
職場は 従業員数の割には休憩室が狭く 更衣室が一個しかない。
出勤時にも退出時にも あわてて着替えなくてはならなかった。
立て続けに叱られることが続いた一時期に 妙に卑屈になった私は
なるべく目立たない服装をしよう...とか思ったような気がする。
......というか 何となく最初から 浮いていたんだよね。
確かによく叱られたけど 店長も困っていたみたいだ。
他の人には 色々なトークをしていた店長だったけど
なぜか 私とは接点が持てず 困ったような顔をしていた。
「あいさつ」「叱る」以外のコミュニケーションは なかったな....。
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色んなことが気になるけど 急に色々はできなかった。
休み 休み 動いた。
所用もあって うろうろすると
「その服 かわいいね」と何人かに声をかけられた。
この町に住んで3年がたつ。
道ばたで偶然出会う人もよくいる。
いつも行く郵便局の人 お店の店員さんも 気軽に声をかけてくれる。
そういえば 不思議なものだ。
その他の人にはよく 出会う気がするのに
職場の人と 職場以外で出会ったことがない。
沢山のスタッフがいたのに 誰とも会わない。
この狭い町で とても不思議なことだ。
縁が薄かったのかな。
何か もう遠い昔の出来事のようにも思えてきた。
紙おむつを使う日常がなんだかイヤになった。
しょんべんくさい女だ 私は。
紙おむつはしまいこみ
古着を おむつがわりにし
しょんべんくさい ふとんを洗濯する。
結局私はこの路線かな。
それにしても 今日は寝ても起きても苦しい日だ。
台風が過ぎるまで 待つか....。
Edited by じゅんか 2007-09-07 21:31:05
Last Modified 2007-09-07 21:45:18