新月で 新たな気持ちに
さて、2011年は朔(ついたち)が新月でした。
つまり 旧暦でも 朔だったわけですね。何月だかはわからないけど。
新月は 好きです。
なんとなく 好きです。
今日はかんがえていたことを ぱっと忘れられた気がします。
久しぶりに 良いおさらを出しました。
このお皿、大好きです。
不注意で欠けてしまったのだけど、大好きです。
これを作った方も 大好きです。

父のお友達の陶芸家の方の作品です。
子どものとき、何度か工房へ行きました。
この方は 武者小路実篤の「新しき村」におられた方で 自給的な暮らしをしていた方だったのです。
私がお邪魔していた頃は住宅街の小さい工房で頑張っておられましたけども
今は 作家としてもすばらしい業績を残しておられ とある地域で やはり自給的な暮らしをされています。
この方は おそらくは 大変なインテリなのですが、そういったことはおくびにも出されませんし、大変謙虚で、感情的になっておられるところは見たことがありません。
私にとって あこがれの人でもあります。
ウチの旦那などは 「企業戦士から 自給系へ」という人は大変レアだと思うらしいのですが、そういえば 私はそのように感じたことはありません。
あれ、賢い人が自給生活へ、それ、ごく当たり前でしょ?な気分です。
美しいお皿を見て わかった。
私には 沢山の先人がいるのでした。
美しいっていうのはいいですね。
正しいか 正しくないかという基準は 争いを生むこともありますけども
美しいものは ただ美しい
今日も読んで下さりありがとうございます。
Edited by じゅんか 2011-07-02 09:25:44
Last Modified 2011-07-02 19:45:54