2011 聖なる十二夜 第二日目
朝はゆっくり起きた。
電話で起きた。
あ.....本当だ。
この時期にこんな注文が....
そんなわけで その対処にどたばた。
今日は 旦那 断食明け。
しかし 夕食を食べずに寝たカンジ君ははらぺこなので、小さい食事を何度もとらせてお昼を迎えた。
いつもの断食明けは なるべく 家族も空腹の状態で迎えるのだけれど なんか そういう風にはいかなかった。
ともあれ、よっけは遊びに行き、私は仕事モード。
他にも細かい仕事が入り、こなしている間に時間が過ぎる。
夫は伊達へ用事をすませに。
よっけは 近所で遊びたいので私は留守番。
カンジ君を外遊びに誘うけど、「いやだ あとばない」と主張する。
がしかし、午後になり、ようやく外に出る。
カンジ君と雪遊びを始めると
よっけと友達が 雪の中でDSをしている。
ああ、やっぱり。
その周りでは かまってもらえない小さい子が
「ねーあそんでー」「つぎ おれやりたーい」と取り巻いている。
こうなるのがイヤなんだ。
シュタイナーごっこが好きだった大きな理由は 兄弟ゲンカが起こりにくいことだ。刺激的なおもちゃを持っていないと オモチャの取り合いが格段に減る。
だけど ゲーム機一個で 集団遊びは台無しになってしまう.....。
まあしかし もらってしまった以上は仕方がない。
仕方がないのだが 私は ゲームアレルギーであるから
「もうゲームはやめなさい!」と一喝してしまう。
ああ、わたしって 怖いおかーさんなんだろう。
子どもたちはゲーム機をしまい、やさしいスナフキンさんの家へ行った。
ははは...本当に下らない。
私がDSをやめさせれば 彼らは スナフキンさんの家でPCゲームをするだろう。
だから 私の行動は本当にくだらない。
わかっていてもやめられない。ただ なんか疲れた。
しかし カンジ君ふくめ、近所の子どもたちはみんなスナフキンさんの家でなごんでいるから 私も家でひとり ゆっくりした。
マイケルジャクソンと ジョンレノンを聴いて ぼーっとする。
行動を変えることに目くじらをたてていたのが 私の20代だった気がする。
わかりやすい正義が大好きだった。
でも 今のわたしは いかにもな行動をよしと思わなくなっている。
それよりも できることなら 心の中を 静かに 静かにしたいのだった。
そして、ああ、ジョンレノン、天才。
わたし 心静かな人になりたい....くすん。
夕方のサイレンが鳴る頃、スナフキンさんの家へ。
スナフキンさん、その友達と軽く話した。
ここに集う人は たいていおもしろい。
ハグをして 帰った。
元気になって 活躍して欲しい人だ。
帰ってきた子どもたちと 手打ちうどんづくり。
二人とも手際が良い。
しかし出来上がる頃、カンジ君は眠くなり、しかも熱いお皿を触って大泣きした。
そのまま眠る。
カンジ君を寝かしてから ごはんを食べて 少し仕事。
じわじわと でも結構あるなあ。
大人が仕事でイッパイイッパイの間 よっけは一人でマンガを熟読。
こちらの仕事が一区切りついたころ、
「赤毛のアン
赤毛のアン、地味だけど、よっけは大笑いしたり、泣いたりしている。
今日はなんか色々とまとまらない。
よっけと二人で静かな夜だった。
今年はアドベントの期間のおはなしをサボり、オズの魔法使いを一章ずつ読んで終わってしまったのだけど、思いついて
「祝祭のためのおはなし」を語った。
ろうそくを灯して。
そして 私も眠った。朝まで。
Edited by じゅんか 2011-12-27 12:00:18
Last Modified 2011-12-27 23:48:44