あきらめない Aちゃん
鍵盤ハーモニカ!は良いけれど、
鍵盤が少ないですね。
鍵盤に興味を持ったAちゃんは 学校のピアノに触れてみたり、
地味にアピールしたのだと思います。
ある日お父さんが、捨てられていた古いオルガンを拾ってきてくれました。
喜んだAちゃんは自己流で色々を練習し始めます。
でも、自己流には限界があり、「弾きたい」「弾きたい」「習いたい」と言っていたら、ついにピアノを買ってもらって、習いに行ける日がやってきました。
それがようやく中1でした。
それから1年ちょっとの中学2年、曲目は「涙をこえて」でした。
ところで Aちゃんは今も小柄な女性です。
手が小さいの。
ところがこの「涙をこえて」はオクターブ届かないと演奏が難しい。
そうでなくても 通しで弾ききることが 難しい中で Aちゃんは猛練習します。
文字通り涙を流しながら。
その頃は ピアノの上手な子は他に沢山いるわけですから、親切心で友達が色々言ってくれます。
「リズムがこう違ってるから....」
分かってる!わかってるけどできない!....と泣きそうになっていました。
Aちゃんは その頃陸上部と合唱部を兼部してて、(2つとも朝練/昼練があるようなキツい部活だった)そうでなくても、両方の練習で大変だったと思います。
部活の練習の合間に さらに伴奏の練習をしていました。
私もそれを見ていました。
必死だったんですよね。
Edited by じゅんか 2023-09-18 08:29:37
Last Modified 2023-09-18 09:44:09