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2010-09-12
感謝のこころ

ここで ちょっと視点を変えますね。

私の敬愛する友達の中には 大変裕福なシュタイナー友達も複数います。
余談ですが、いずれも お子さんは公立校へ通っておられます。


私が勝手に思うには、裕福な方というのは 人格的にもバランスのとれた方が多いように感じています。
だから 沢山お金があっても お子さんを甘やかしておられるようでもないですし
腰も低くてすばらしいです。

お金はあるので、おうちは美しく 良いもので整えられていますし
お子様の生活もそのように配慮されています。

がしかし、お子さんは公立校です。
学校教育には充分感謝しておられるのです。
もっぱら 自分自身の勉強のために、シュタイナー関係の勉強会に参加しておられるのです。
また、できる範囲で サッとそのような関係のお手伝いをされていることもあります。
こういう方々もおられます。


私自身はシュタイナーにハマり出した頃、周囲から頂くものとかに素直に感謝できませんでした。「こんなキャラもの!」「こんなプラもの!」となってしまいました。
マクロビかじりたての頃も同様で
「こんな体に悪そうなもの!」となるわけです。

しかし ピークにキツい時に ちょっと感覚が変わりました。
ウチの最低家計簿記録は 月7万6千円で生活した時です。
よっけ3歳でした。
家賃3万円の頃.... 健康保険1万円あまり払うのですから 残り3万あまりで光熱費とガソリン代と食費...どうやって生活したのか今でも不思議です。
いや 家計簿も残ってますけど 奇跡です。

でも 本当に助けてもらいました。
そう言う時には 何気なくいただいた 市販のオヤツで 一家がなごむ時だってあるわけです。
よっけは 嵐のようにオモチャをもらう子で
沢山の古いプラオモチャをいただくこともありました。

それまでだったら 腹をたてていましたが....その時はありがたく感じました。
お金が全くない冬だったので、お出かけもむずかしく
日々の散歩だけがうるおいのような時期です。

プラオモチャはそのうち よっけが破壊してしまったりで まもなく廃棄しましたけど
他の方の不要な品物で何日かを楽しませていただいた....という捉え方ができるようになりました。

今もよっけは 頻繁に何かをもらってきます。
先日も ポケモンキャラのグッズを遠出した先のコンビニでもらいました。
よっけの顔を見ただけで さっと何かが出てくる...よっけはそういう運を持った子どもなのです。おかげで 退屈して泣きそうだったカンジの遊びのバリエーションが増え、心配していた遠距離ドライブは平和に過ぎたのです。

体に悪い食べ物やのぞましくないおもちゃ....は 私の中の好みとしてはっきりあります。
だとしても まずはありがとうって思えるようになった....のは あの頃の貧乏のお陰です。
神様がそういう環境をくれたんですよ。多分。

だから 貧乏でない皆さんは 貧乏になる必要がない、バランスのとれた方々なのだとおもいますよ。たぶんね。



Edited by じゅんか 2010-09-12 04:08:46
Last Modified 2010-09-15 21:20:23





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