子ども向けのセレクトって難しいなあ
よっけが児童クラブで「はだしのゲン」を見たらしい。
児童館で 児童が自らビデオのリクエストをする、というのは一旦廃止になった。
だけども 土曜や祝日の学童保育は 朝8時から夕方5時までと長いし いつの日かビデオ視聴の時間は始まるだろうなあ....と思っていた。
そして、その第一回目が「はだしのゲン」だったらしい。
よっけは ちょっとショックだったらしく 夜中に何度も起きて
「お母さんも一緒に寝て」とか頼みに来た。
はだしのゲン.....私が小5の時に見たのと同じなら、目がどろりと飛び出す場面があったりして 結構なグロさだったと思う。
が、原作者中岡啓治氏も 「たとえショッキングだったとしても、原爆に対する嫌悪感を子どもに感じてもらいたい」という意志を持っていた、とも聞く。
何しろ 第一回のビデオ上映が この映画だったというのは きっと児童館の職員の方々が真剣に考えた結果だろうと思う。
私はこれまで 戦争についてのことがらをよっけに話したことはなく、原爆についてもよっけは全く知らなかったわけだけど.....。よっけはよっけなりに 色々疑問を持ったみたいで 私も色々話すことになった。
もっともよっけは おはなしを上手に解説することはできないし 自分の中の疑問をきれいに話すこともできない。小さい男の子のしゃべりって端的で、とってもわかりにくい。
これまでたたかいごっこが大好きで 銃の打ち合いのマネも大好きだったよっけに ちょっとだけ釘を刺すよい機会だったかもしれない。
これからどんな世の中が来るかはわからないけど.....「よっけ、戦って得るものは少ないんだよ...。どんなことがあっても 生きてておくれ」
私に言えることは それくらいだ。
一週間に一度くらいのビデオ視聴があるのは 学童期の児童に対して アリかな、って思う。
夏休みは長いから 毎日になるのかなあ.....。
さすがに あまりにヘビーな内容が毎日だとツライだろうけど 職員の方々もきっと色々考えるだろうなー。
私も色々心配しすぎるきらいがあるけれども、今よっけに起こるできごと
これからよっけが体験するできごとは きっとよっけ自身に必要なことなのだろうと思う。
それにしてもはだしのゲン....ウィキであらすじを読んでいるだけで、私がかなりオチてしまった。
重いなあ.....。
全く全くの余談だけれど、「シュウシュウの季節」ってゆー文化大革命の頃を描いた映画があったんだけど....あれを見た後も すごくオチた。
あんなのは 子どもが見る映画じゃないし、論外なんだけど 救いがないって このごろの私にはツライす....。
Edited by じゅんか 2010-05-09 21:51:28
Last Modified 2010-05-10 08:40:53
コメント
子どもへの平和教育的なことは、わたしはずっと考えていて、せいぜい10歳以降かなあって。違う意見の人と、一回はぶつかったけど「でも思い返せばそうかも(子どもに気になる様子が見られた)」と後から声をかけもらったことがある。
子どもの様子を、職員の方の思いを受けとめながら率直に話せばいいのではないかな。小学生と言っても、色んな年齢の子、性格の子がいるのだから、ね。
子どもを中心にすれば、つながりあえると思うな。
子どもの様子を、職員の方の思いを受けとめながら率直に話せばいいのではないかな。小学生と言っても、色んな年齢の子、性格の子がいるのだから、ね。
子どもを中心にすれば、つながりあえると思うな。
投稿者:ははあいす|2010-05-12 04:14:12
ははあいすさま
何にせよ 愛と誠意は感じています。
何にせよ 愛と誠意は感じています。
投稿者:じゅんか|2010-05-12 20:07:29