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2006-03-15タインさんの講座 そのほかのおはなし
おはなしの選び方と心得について
本を読むよりも 語り聞かせがいい。
教師は絶対覚えること。
自分のものになるまで 何度も何度も練習すること。
一度はじめたら 一言一句同じように話せるようにしておくこと。
おはなしをする時には 儀式的なやり方で雰囲気を作ること。
お話の選び方
・シンプルなもの
・明確ではっきりしたイメージのもの
・シンプルな語りのもの
・3分?5分で終わるもの
・怖がらせるイメージのないもの
・ハッピーエンドのもの
・明るいもの
ひざの上に小さい人形を持ちながら話す方法も紹介してくれた。
(人形劇ではない。語り聞かせの1種。シュタイナーがとてもすすめているやりかた)
うずうずする。やってみたいなあ...。
///余談
今日は 日本のおはなしを聞かせて...とタインさん。
誰かが「ももたろう」のおはなしをする。
「ももたろう」をおとぎ話的に解釈してもらう。
おじいさんとおばあさんは古い叡智の象徴。
川で洗濯をする..というのは流れている水(=無意識)がめざめようという動き
「桃」など丸いものは宇宙の象徴。
「桃」から赤ちゃんが出て来る....精神界から受肉する(転生する)
鬼退治のために旅に出る...秘儀参入の典型的なモチーフ
犬=大地の要素/物質体=意志
猿=感情
キジ=風の要素=思考
この3匹の助けを得る=困難を乗り越えるため「意志/感情/思考」を発達させる。
鬼=低次の自我....との戦い
宝物=自我意識/愛
古い叡智と新しい自我意識の結合をモチーフにした典型的なおとぎ話の典型だそうです。
Edited by じゅんか 2006-03-15 22:31:07
Last Modified 2006-03-16 00:21:19