上磯へキャンプ(3)北大路魯山人展
そして 函館市美術館へ
美術館!何十年ぶりかなーーーー
ちなみに私は生家が全くレジャーのない家だったので、おでかけといえば ほぼ 父親か母親の用事についていくだけでした。
「配達についていく」
「仕入れについていく」
「お客さんの工房を見に行く」
「お中元やお歳暮の買い出しに行く」
とかそんなのですね。
その他に 「美術館についていく」というのもありました。
父親がしばしば美術館やギャラリーへ行くのですね。
たいていは お客さんの作品が入選していたり、といった事情もありましたけれども 父は多分若い頃から美術品や工芸品を見るのが好きだったので そういうことになっていました。

.....しかし ようすけやカンジにとっては 人生初の美術館かも。
しかも魯山人...退屈しないかなー と思っていたけど 案外じろじろ見ていました。
私自身は魯山人の作品を見たのは初めてだったのですけども、「美味しんぼ

そういえば マンガの絵はもちろんモノクロだけれども 私はカラーで想像していました。
一応、わたしも 京都で育って 父親と一緒にあちこち連れて行かれたり、茶道を習ったりしていたので、「織部」と言われたらどんな色合いなのか 「備前」と言われたらどんな質感なのか
パッと思い浮かびます。
面白いねえ。
後半に魯山人が作ったドアやお風呂、トイレの写真がありました。
素敵!ときめきましたよー
すっかり今はできないでいるけど、いつかいつか またおうちの自力建設とか するのかもしれないなー。
唯一撮影可なスペースがあったので、記念撮影。


実際の茶室を再現しているのだろうけれども ちょっと残念。
掛け軸や陶器は本物だけれども、茶室の材が残念です。
床柱も壁土もたたみも残念です。
いや 普通にセットとしてなら良いと思います。
こうして写真にしてしまうと 全然気になりません。
材木屋の子どもとして育った私にとって 「茶室」は大変良い材料と技術が使われているものなので ついつい期待してしまう癖がついてしまっているんだな。
茶室を見せるのがメインではないのだし、しょうがないですね。
おそらくはこのモデルになった本物の茶室があるだろうから そちらを拝見したいです。
ぜひとも。
....なんて プリント合板でできた家に住んでる私が言ってみる。ぷぷ。
Edited by じゅんか 2014-09-27 09:00:57
Last Modified 2014-09-29 23:02:18