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2017-03-18
大濱さん(13)木が語りかけてくるもの

姉のブログが更新されました。
事務机周辺と天井の一部を紹介しています。ご覧ください。

大濱さんは 普段は何かを熱く語ったりする人ではありませんでした。
実家事務所の鶴亀の姿のこととか うちの父がほかのお客さんに熱く説明していても 自分に関係ないかのように 黙っておられることが多かったと記憶しています。

大濱さんの作品は 誰の流れも汲んでいない気がする....と書きました。

現在の建築は まず設計士さんがデザインを考えて
デザインに合う素材を集めて 工務店さんが建てるのではないでしょうか。

.....デザインや構想を何から得るか....

私もうろ覚えなのですが 大濱さんは
「木をじっと見ていると 木自身が『このように使ってくれ』と言ってくる....というようなことを言っていたそうです。

このフレーズまんまではありませんが、ニューヨークから来た大濱さんの手紙の中には 創作中の気分を書いたものがあったように思います。

目の前の木を見ながら書いていたのでしょう。

「そこに無数の虚線と実線を描く...その無数の線の中から実線が残る....」というようなフレーズじゃなかったかと思います。

通常建材としては使いづらい 曲がったもの、節が目立つものでも使い、いわばその個性を生かしていくのは そのような着想から生まれたものだと想像しています。



Edited by じゅんか 2017-03-18 16:05:48
Last Modified 2017-03-18 16:08:09





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