したいことはできなくて(1)
「したいことはできなくて」
色川武大の小説のタイトルだった気がする。
このフレーズ なんか色々深い。
さて、先日義両親が来てくれた。
夫の実家はたいへん物持ちがよく、
昔々旦那が使っていた様々なもの(グローブやソリ、ボールなどのおもちゃ、その他小道具)を持ってきてくれる。
今回は 押し入れからひょっこり出てきたという
ガンダムのプラモデル(『逆襲のシャア』モビルスーツ)を持ってきた。
大学生の頃、旦那が自分買いしたらしいが、全く組み立てることのないまま
封も切らずに置いてあったらしい。
そんなわけで よっけが嬉々として プラモデルを作ったり
動画視聴をせがんだりしてきた。
ところで ガンダムは 対象中学生向けに作られており、
小学生には内容的に難しいらしい。
そんなわけで 本格的な視聴は まだ控えておく。
ところで 私はガンダムを全く知らない女なので、wikipediaで学んだりする。
ほほー。
このアニメは大変紆余曲折を経て生まれたのだな。
そもそも アニメーションは 制作だけでは利益が出ない。
虫プロ様が作りあげたそもそもの納入原価に問題があるとかないとか
そのような噂を耳にする。
従ってアニメーションは プラモや各種グッズなどの商品販売が伸びてこそ
産業として成り立つもののようだ。
そんなわけで 制作を企画する時も
常に 玩具メーカーが商品化しやすい
武器やロボットの設定を考え抜くのであろうし
視聴率が低迷すれば スポンサーの意図に従って
暗いキャラクター(この場合シャア)を左遷したりと
どんどん元々のストーリーは変化している。
もちろん モノづくりの現場を十把一絡げにしてはいけないが
クリエイターが好きなように 突き進むことができるのは
案外ないことなのかもしれない。
Edited by じゅんか 2012-07-16 08:53:55
Last Modified 2012-07-17 19:52:03