昭和新山物語を読む(1)
先日「火の山」を読んでから、わたしのこころはざわざわしていた。
そして再び、山美湖図書室に行って「火山関連」のコーナーに立った。
有珠山をはじめ、火山とともに暮らす町なので、火山関連だけに絞り込んだコーナーがある。
わたしは 三松正夫さん本人が書いたものを読みたい、と思った。
余談だけれども、わたしはどうにも プロの手による報道を信じることができない。
昔々 なんだかんだで 新聞記者の取材を何度か受けたことがあった。
また 私の周囲で 新聞等の取材を沢山受ける人もいた。
そのとき、しみじみと感じたことは
「一生懸命話したとしても、正確に伝わることは少ない」ということである。
こういうニュアンスで話したのではない。
事実とは少々違うなあ。
とか そのたびにジレンマをかかえた。
もちろん、話題になることそのものが好ましいこともあるから
全くムダだったとは思わないけれど、いずれにせよ 本当に伝えたいことがあるなら、自身の伝達手段を持ちたい、と切望したことを覚えている。
もしかすると このような日記もその延長線上にあるのかもしれない。
話はそれたのだけれど、そのような想いを持って、
私はまず、ご本人の著書を読みたいと思ったのだった。
Edited by じゅんか 2013-08-27 08:24:00
Last Modified 2013-08-27 12:23:53