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2011-06-18
全ての人が自らのこだわりを生き抜いて欲しい(4)
コメント(2)

全てに感謝して いただいたモノや環境にケチをつけないで生きなさい。
それは 私が生まれてからずっと言われ続けていることのような気がします。
何しろ 道徳な家庭で育ちましたのでね。


そうできたら、いいな、と思います。本当に。

いただいたモノにケチをつけないで 感謝していただく、ってすごくシンプルな良いことですが
難しい時って ないですか?

私にはあります。
最終的には 全てに意味があったなって思えますけれども、瞬時に「ありがとう」と思えず、「困ったなあ」と思うことは ときどきあります。

我が家は 厳密なマクロビ家庭から 徐々にゆるくなってきています。
ですから 以前のように「動物性食品は一切食べない」とか「農薬を使った食べ物は一切食べない」といった 初期の頃の強い決意はなくなっています。

いただいたものは なるべくおいしく食べようと、そういう気持ちでいます。
そうして暮らしていても、自炊率、自給率があがった今では あまり大きな影響を受けないからです。

ところで、最近、ごく普通の卵をいただきました。
ごく普通の (有機でない)卵っていうのは 本当に久しぶりに口にしました。
数年ぶりかもしれません。

10個入りをいただいたので 運動会のごちそうにしようと 沢山卵焼きを作りました。
普段は卵は貴重品で、贅沢な使い方はしないので、それなりに喜んでいたのです。

ところで驚きますね。

普通の卵って こんなに味のないものだったのか!と本当に衝撃でした。
味ではなく、何か 消化できない 不思議な感情みたいなものも受け取りました。
卵焼きといえば 我が家では子どもたち取り合いなんですけども
子どもたちも なかなか食べない。

頭では 喜んでいただいたらば 何でも美味しく食べられるはず...と思うのですが ....どうなんでしょうね。
オーガニックのものを選んで買うのはゼイタクじゃないかとか、色々思っていましたけれども...
贅沢であったとしても 我が家は オーガニックのものを買うでしょう。

不思議でした。

これは単なる一例です。
でも、何かな、震災以降、我が家のこだわりをネガティブに捉えていた私は 少し考えを改めています。
いやいやいや.....こだわりは悪くないかもしれないぞ!

何を食べても 感謝して食べれば体に良い、という論理も一理あるとは思いますが...
だからといって 「何を食べても同じ」だとも思えない。
それが 我が家のこだわりなんだな、と思いました。

我が家のこだわり、きっと他の家庭の方々から見ればものすごく奇妙なんでしょうけども
我が家は我が家の道を生きても いいのかもしれない。

こだわりがあるからこそ 出会えるものごと、というのもあるかもしれない。
そういうことをおもいはじめています。



コメント(2)

Edited by じゅんか 2011-06-18 14:14:30
Last Modified 2011-06-18 19:54:47


コメント


卵焼き好きな子供達が食べないなんて…なんだか怖いですね…。

遅れましたが、みつやん通信をどうもありがとうございました。
ほんわかさせていただきましたよ〜^^

投稿者:ともこ|2011-06-18 21:18:16


ともこさま

ははは....味は違いますよね。有機のものは おいしいです。値段もそれなりにしますけども、差は歴然、なんだなあとしみじみしました。

通信、届いたのですね。
こちらこそ 読んでいただいてありがとうございます。

投稿者:じゅんか|2011-06-18 22:11:22




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