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2011-01-22
完璧じゃない自分を愛す(2)

茶道を習っていたのはほんの3年ほどだし、また、資格取得は全く念頭になかったので、覚えていることは多くない。

私の中に強く残ったのは 「圧倒的な伝統の壁」かもしれない。

茶道は 本気でやれば 本当に美しい。
ふすまを開く、閉じる、右足から入り、左足から出る。
お茶碗の持ち方、柄杓の扱い方、帛紗(ふくさ)のたたみ方...どれも美しいし、身につけることができるなら 出来た方が良い。

残念ながら 私はガサツで、美しい所作を自分のものにすることはできなかった。
父と一緒に習っていたけれども 父もやはり どこかぎこちなかった。
もちろん 少し習うだけで 劇的に美しい所作になる方もおられるので、私と父のあわてもの気質が邪魔をしているのは確かだけど。


ここで少し話題がそれる。
私の家族の中に 某懐石料理店の板場で働いた人がいる。
超ハードな勤務で体をこわすまで 頑張って働いたのだけど、たびたび叱責されたそうである。
曰く、「お前は育ちが悪い」と。

これは本当に悔しかったらしいのですが、言ってる意味はわかったそうです。
そこそこの懐石料理の店で働くなら、所作やセンスが身についているかいないかは 本当に大切なのです。       

京都の町中で 小さな商店の片隅に飾られた一輪挿しを見ることがありますが、大抵の場合、とても美しいです。
簡単に、簡素にそっと飾ってあるように見えるのに、マネをしても うまくできません。
このようなことは 料理を盛りつけるにせよ、お客様に配膳をするにせよ 延々とつきまとって来ます。

私もすごく思います。
ああ、悪いけど 私には絶対追いつけない。
美しい所作を 身につけた人々のもとで そのように育った人々と同じには 絶対なれない。

人生あきらめちゃいけないと思うけど、コレ、私の実感です。
あ、でも皆さんは大丈夫だと思いますよ。
私のようなあわてものには 難しいの。     



Edited by じゅんか 2011-01-22 23:42:13
Last Modified 2011-01-23 16:22:30





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