家族新聞:みつやん通信 シュタイナー シュタイナー 少しずつ、トライ中....。
日記料理シュタイナー手仕事こども

HOME > シュタイナー > 時代について考える(1)

2009-10-21
時代について考える(1)
コメント(3)

咲間さんの原稿を読んでいたら ものすごく揺れる。
それは シュタイナー教育をかじり始めた頃から思っていたことだけど。

テレビやゲームなどが子どもにとってよろしくないとか
ものすごく恐ろしいものであるかのような記述がある。

だけど 例えば 戦前の日本には テレビもなく ゲームももちろんなかった。
ほとんどの地域が牧歌的な農村であったし
家族制度はつぶれていず、大家族が小さいこどもたちを育て
子どもたちは 伝統的な遊びをして育った...。

だけどですよ。
あんなひどい戦争があった...変なことですね。
一人二人の狂った指導者がいたから起こったことではなく
それに賛同する多くの人がいたからこそ起こった事ですね。

皆狂っていたのかと思う位、おかしなことです。

こういうのを考えていると こどものしつけ、とか 教育について
ものすごく疑問がわいてきました。



コメント(3)

Edited by じゅんか 2009-10-21 23:31:48
Last Modified 2009-10-24 19:25:38


コメント


最近、夏の間に録りためておいたNHKの戦争特集、市民からの証言などを観たり、いつか買おうと思っていた『戦争中の暮らしの記録』という本を買い、読んでいる私も、やるせない気持ちで一杯になっていたりします。

最終的に、なぜ、あんな大惨事になってしまったのか、考えても考えても、悲しみだけです。

頭に浮かんだ事です。

まず、当時国を仕切っていた上層部、戦争をおこした奴らって、武士だったんだろうと。
大昔から頭の構造がなんら変わっていない、時代と合わない武士のまんまだったんだろうと。
武士の頭+自分たちだけが得をする強欲=民衆の命など虫けら同然の扱い 
になったのではと。

それらが、日中戦争でちょっと日本が優位になったところで、こぞって日本中を大煽りして、初等教育からもう、戦うということの勇ましさや素晴らしさ、そして、日本人以外への差別的感情を植え付けていくという軍国教育をやっていったのですよね。
そして天皇陛下への崇拝の精神の刷り込み。
まさしく、子供のうちから洗脳されて言った訳ですよね。

玩具メーカーも男の子向けには軍艦や戦闘機や銃、これが当たり前。

大人も御上の政には疑問を持たずにしたがう風潮。

日本は当時、国全体が一つのカルト新興宗教の団体になっていたのだと思います。

農村部でも、長男は大切にされ、次男以下はどこへでも行っちまえ、というのが当たり前の時代だし、「日本が勝つためにお国のために天皇陛下のためにいざ出陣だ」と煽られて、やる気に満ちて出兵して行ったのでしょうね。

戦争が終わって64年も経つって、随分昔と思うけれど、私の主人が生まれるたった25年前には日本は大惨事の焼け野原だったって思うと、すごく恐ろしいのです、、、。

投稿者:ともこ|2009-10-23 01:12:15


ともこさま

色々な考え方はあるでしょうけども...私は一般市民にも責任があると思うんですよ。

私が大阪にいた頃、とある紙芝居師さんにお会いした事があります。最近、その方が何冊か本を出されていることに気づきました。この人と 深く話した事はありませんでしたが、私の感じていることに とても似ています。

その文章は コチラ
http://www.tokyo-np.co.jp/book/shohyo/shohyo2009071202.html

投稿者:じゅんか|2009-10-23 20:31:32


国策紙芝居というプロパガンダがあったのですね。
当時は絵本の桃太郎は、軍艦に乗って鬼ヶ島へ行ったそうですからね。
『戦争の時代ですよ』読みたい本リストに書いておきます。

投稿者:ともこ|2009-10-24 16:50:43




HOME
このホームページへのご意見・ご感想は、
メールでお知らせください。

Copyright © 2005-2023 press328.com. All Rights Reserved
Powered by press328