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2014-04-08
all need is.....(1)

♪all need is love♪


さて、先日 新刊のレビューを書きます!って予告したので、お店のブログの方では既に書きました。

とてもとてもとても迷って お店のブログでは 本の裏表紙に引用されている著者自身の言葉だけにしぼりこみました。


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なぜかというと この本「親の仕事/教師の仕事」という本は 書いてあることが多岐にわたっており、「親である私」にとって響く部分もあるし 一応「シュタイナー教育の教員養成」に興味を持ったことがある私としては「シュタイナー学校のあり方」にも 揺さぶられる部分がありました。

また 「現代と言う時代に生きること」「シュタイナー関係の団体の一員であるということ」というあたりも すごい揺さぶられました。

お店の人間としてレビューを書くとしたら どこに絞り込んでいいかわからないくらい わたしは揺さぶられました。


この本の良いところは シュタイナー学校をユートピアとして描いていないというところです。
もちろんシュタイナー学校は普通の学校には無い良いところがあります。

が一方で シュタイナー学校、シュタイナー教育を紹介した本のほとんどが シュタイナー教育、シュタイナー学校を絶賛してしまっていることに対して ちょっと違和感を持っています。


なぜなら この本の著者の一人 入間カイさんも述べておられるように、「たとえシュタイナー学校であっても 学校であることに変わりがない」からです。

親の側には かけがえのない自分の子どもに 理想の環境を与えたい、という欲求があります。
けれども 学校である限りは みんなで一斉に 同じことに取り組まなければならないことがあります。物理的にできることとできないこともあります。
また、複数の子どもを目の前にすれば 先生は「えこひいきなしに、なるべく公平に接すること」を心がけるでしょう。
また、それ以前の問題として 先生も人の子ですから 感情のゆらぎもあれば 不得意なこともあるでしょう。

そういう意味では公立の学校だろうとシュタイナー学校であろうと 「なじめない子ども」「あわない子ども」は発生します。
過剰な期待を保護者に抱かせてしまうのは 私のような野次馬から見ると 「大変なんじゃないかなあ」と思う訳です。
シュタイナー学校の保護者の多くは教師に「人格者であること」を求めているような気がしますのでね....。

私は子どもを公立校に通わせています。
北海道の公立校はあまりストレスフルではなく 今の所 困った先生にも出会ったことがないので もしかしたら運がいいだけかもしれませんが....。

何より自分自身が気楽にさせてもらっています。
学校に多くを期待していないからです。
公立校の教師の仕事は 「文科省の指導要領に基づいて勉強を教えること」だと思うのですね。

だから それ以上のことは期待していません。
ようすけも あわてんぼな子どもだから きっと学校では何かやらかしているだろうし
また 同級生にたたかれて泣いたりすることもあるのだけれど、
「ちょっとした何か」が起こるのは子どもの世界では当たり前だし
今の所は先生方から報告をもらっているので、それで満足です。


本人が「学校に行きたい」と思い、無事帰って来たんなら それで十分ありがたい、と思っています。

苛酷ないじめにあったりしたら どう思うか....それはわからないけど....とりあえず それが2014年の今の私の気持ちです。



Edited by じゅんか 2014-04-08 16:18:59
Last Modified 2014-04-09 17:50:42





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