カンジ はじめてのスキー
壮瞥小の三学期は なんと1月18日から!ということで冬休み真っただ中なんですが カンジは町民スキー教室へ行きました。
壮瞥町では 公立小学校/中学校の3学期の体育でスキーをしますし、保育所の年長児向けの格安スキー教室があったりするので、ほとんどの子供はスキー経験があります。
カンジは これまで スキー板をはいて ご近所の坂道をウロウロ歩くか、スキー場横にある そりすべり場をぼちぼち歩いて登ってスキーですべりおりるくらいしかしていなかったので、「ホントのスキー」は全く初めてです。
さて、大丈夫かな....。
そう、この日は ようすけが部活で、30分早く登校しなければならなかったのです。夏休みや土日の部活などはスクールバスが出ないため、主にわたしが送迎します。かといって カンジを一緒に連れていくと早すぎるので、カンジはとーさんと待機。
幸い、町民スキー教室は本当に親切で 町内の主だった集合場所からスキー場まで スクールバスによる送迎がついています。
スキー靴 おべんとう、水筒、ゴーグルなどなど 必要なものをつめたリュックを背負わせて 集合場所まで歩くのですが フラフラです。
本当はこれにスキー板とストックを集合場所までかついでいかねばならないのですが リュックだけでダウンしそうだったので、とーさんが一緒に歩いて運んだそうです。
無事にバスには乗せたけど、わたしととーさんは まだまだ不安でした。
カンジは慣れない場所で「トイレに行きたい」と言えなくて おもらししちゃうことが まだあるからです。
だいじょうぶかなあ...。
発送する品物もあるけど....ちょっと迷って私たちも出発しました。
発送→ようすけを迎えに行く →スキー場へ
カンジはおべんとうを食べていましたが ごきげんでした。
「たのしかったよ!カタカナのㇵの字ですべるの。あとね。ブレーキのかけかたもならったしね.....」
「リフトには乗った?」
「のったよ!」
「トイレには行けた?」「いけたよ!」
おー 大丈夫だったらしい。
先生は ......
おー!元スキーの選手だった方ですねーーー。あの先生は子どもにやさしい!なんとラッキー。
ようすけが習った時もそうでしたけど 小さい子供の初心者を教えるのは 「教えるのが一番うまい人」がやってくれるんです。
違うクラスの講師陣も伊達スキー連盟のベテラン講師の方ばかりですが うまい子を教えるよりも 初心者を教えるほうが難しいみたいなんですね。へーーーー。
お昼休憩が終わって 午後の部が始まるころ ようすけもスキーをはいて滑り出しました。
「おっ!ようすけ!カンジを見ててやってよ」
カンジのクラスのせんせいは ようすけがジュニアスポーツクラブや ニセコのスキーツアーでお世話になっている先生なので、話が早い。
ようすけも逆ㇵの字で カンジと向かい合わせになって(つまり後ろ向きに)滑れますから先生の補助はできるのです。
マンツーマンで教えるときはストックは邪魔なので、ストックをおいて 出発です。
このとき、ジュニア初心者クラスの児童は3人。教える先生は2人だったので、ようすけがサポートに入ってちょうど全員マンツーマンです。
もう一人の先生もようすけがこれまで何度もお世話になった先生なので、
「あ、ようちゃん!」とすぐに了解。すべてがスムーズでした。
全員いちねんせいで初心者ですから マンツーマンでないと リフトの乗り降りが厳しいですね。
時折見に行きましたけど 滑ったりーーー転んだりーーーしながらもカンジは楽しみました。
よかった!
楽しかったみたいで よかった!!
ようすけも時折はサポートを抜けて自由に滑ったり、誰かがリフトから落としたストックを見つけたりしました。
ところで このスキー教室の申し込みの時に わたしは「ようすけ!教室の間 カンジを見ててやってよ」と頼んだらその時は「嫌だよーむり!」と言ってたのに、結局先生に頼まれて引き受けてる...と思うとおかしかったです。
あーー ようすけって なんか周りでチョロチョロしながら ゆるくサポートする....そういうポジションだよなーーー。としみじみしました。
カンジはたのしかった!またすべりたい!と言ってる一方で 重いカバンとスキー板の持ち運びでフラフラしていて 一生懸命なんだけど 吹き出しそうになりました。
良い一日でした。
Edited by じゅんか 2016-01-08 14:45:50
Last Modified 2016-01-09 10:43:41