天賦の才
さて、ネルソン マンデラ氏のスピーチにインスパイアされつつ、天才について考えます。
一説によると 死後の世界では 死にたてほやほやの人が年寄りで だんだんと若くなって行き、赤ちゃんになったころ 再び現世に生まれるとか。
そんなわけで 子どもといえども 大変人格の高い場合、賢い場合があるとかないとか。
それが嘘だか本当だかわからないけど、実感として わたしは小さい時の方が賢かった....と思います。
小学生頃までは 本を読んでも 新聞を読んでも テレビを見ても 何でもぱっと記憶できたような気がします。
また、漢字の「読み」と「意味」は 辞書を引くよりも先に
「きっとこう読む」「きっとこういう意味に違いない」というのが 先にイメージとしてポンと頭の中に浮かびました。
根拠もないのに、自信満々でした。
百発百中ではなかったにせよ、何度か勘があたれば図に乗ります。
そのような事情で 私は地道な勉強をあまりしませんでした。
また 私の両親はともに本を良く読み、おそらくは勉強が好きでしょうけれど、子どもたちに「勉強しなさい」と言うことはありませんでした。
むしろ 「勉強しなくて良い」というのが父親の口癖でした。
ところで こうした 「自分自身の努力によって勝ち得たのではない」能力が消えるのは案外あっと言う間のこと。
あれ、おかしいな......
友達が勉強している様子を数分間見ていたら それだけで 友達のノートを丸暗記できたのに、できなくなった!!と思った瞬間をはっきりと覚えています。
高校に入る頃には 私はただのバカになっており、現在も大した変わりはありません。
幸い 「読み書き」だけはうっすらと残っており、PCのタイプ打ちが主流となった現在でも 漢字の書き取りは あまり不自由しないし 多分本を読むのも 若干早いかもしれません。
そして 私の業務は 発売されたばかりの本を読むこと、紹介することを書くことも含め 書くこと、転記することが沢山あるから それだけでも 大変ありがたいことではあります。
Edited by じゅんか 2013-12-11 14:24:08
Last Modified 2013-12-11 15:16:44