聖なる十二夜 第一日目 (2)
ああ、長いよ。
最近思うのは いっこいっこを丁寧に、というのはとても深いということである。
おそらく私は 死ぬまで大したことをしないだろう。
人様にお出しするようなごはんは作れないけれど、
家族のためのごはんを炊いて
おうちのそうじをして
頼まれた仕事をこなして日々の暮らしを立てて
それで終わりというけれど、なかなかどうして ひとつひとつが無事終わるというのは
私にとって壮絶なできごとだ。
そうだ 生きることは壮絶だ。
生来怠け者な私には ちょっと「えい」と思わねばならない。
しかし壮絶に生きているのはきっと良い。
得意ではないけど もう一日だけ 誠実に生きてみようと思う。
一生誠実でいられるかはわからないけれど、一日くらいならやれるかもしれない。
ああ、話がそれた。
マンガを101冊も買ったので、置く場所がない。
色々と不要品を処分して 押し入れの一角をあけたのだけれど、その瞬間に電話がかかってきた。「パソコンをもらって欲しい」
確かにそのPCは新品のように美しいデスクトップPCでワードやエクセルも使える。
しかし、windows xpなので、ネットにはつなげない。
メインのPCとしては使えないが 捨てるにもしのびない。
これもまた置く場所がなかったから 結局マンガのためにきれいにしたはずの押し入れに鎮座した。
ああ、そしてマンガの置き場所....
本棚を買うか!と町へ出発。
本棚のためだけか、と思ったら案外用事がいっぱいあった。
しかし 適当な本棚はない。
というか 本棚を置くスペースが 我が家にはないのである。
作らねばならんか!
寝室の照明器具も取り替えないといけないのだけれど、これも ちょっと宿題になった。
今日は包材屋さんと少し話した。
ずっと探していたものがぽつんと売られているのを見た。
ああ、これくらいで300円なのか。相場がわかってよかった。
来年は考えねばならないな。
夕飯作りをカンジが手伝ってくれた。
旦那が一日中 色んなことで悩んでいた。
これまで悩んだことのないような新しい悩みだった。
悩んでいる間に夜になった。
今日はカンジが何度も大声で叫んだ。
ここ数日外遊びをしていないからかな?どうだろう。
夜半にシュトーレンを食べた。
今年は店でシュトーレンを販売したのだけれど、日持ちの問題を実験してみたくて わざと保存状態のよくない場所で一ヶ月置いて、お客様にお知らせしている消費期限に食べる、という実験をした。
また ついでにこの近所で手に入るシュトーレンを 毎週買って食べ比べをしていた。
店ごとに味が違うので 面白かった。
そのような暮らしもこれで終了。
ほっとした。
このごろとても眠い
とても眠い。
クリスマス商戦が終わって日常業務は急にヒマになったはずだけれど、色々とすべきことがつきない。
そういえば 母から電話があった。
仕入れ先から 思わぬ 「探し物発見」のお知らせが来た。
どちらもうれしいことだった。
どうでもいいが やはり眠い。
夢の中にいるようだ。
なぜだ。
Edited by じゅんか 2013-12-26 15:55:27
Last Modified 2013-12-26 17:12:04