こどもをほめない
こどもをほめない、というと違和感を覚える人もいるだろう。
「ほめる」ことが全面的にいけないと言っているわけではない。
が、ほめたときのこども、ほめている時の自分を観察すると面白い。
ようすけくん、できたのか、えらいねえ....などと言うのはなるべく避けたいと思うようになってきた。
息子は色んなことを手伝ってくれるし、それはとてもうれしい。
けれどもほめられたい一心で動いている時の彼のありようはどうもむずがゆいのだ。
一方で、ほめなくても彼自身が勝手に楽しんでいることが沢山ある。
即興のでたらめ歌。えんえんと続く創作おはなし。不思議なオブジェ。
それを楽しんでいるときの息子は、誰にほめられたい、とか何も考えていない。
今日はただ遊ぶ子どもを見ていて泣きそうになった。
他人の評価に左右されず、自分自身を生きて欲しい、大きくなっても。
Edited by じゅんか 2005-11-26 23:16:16
Last Modified 2005-11-26 23:35:21