「自由」とは何か
シュタイナー教育は「自由のための教育」といわれています。
(「自由な教育」ではないのがミソ)
では 自由とは 何でしょう。
以下は私の個人的な解釈。
この場合の自由とは「精神的な自由」のことを指します。
誰もが 社会的、経済的、または人間関係など様々な制約の中で生きています。
けれども、何を考えるのか、だけは自由です。
一方で「自由に考える」ことのできる人は少ないと感じます。
固定概念や自分の主観にとらわれて、落ちこんだり、怒ったりするのは、決して自由な考えとはいえません。
例えば大ゲンカをした私は怒って、落ち込んで、泣いている時には、「冷静に事態を眺める」ことも「視点を変える」こともできずにいます。(そしてたいていの場合、落ち込む理由は被害妄想だったりします)自由でもなく、ハッピーでもありません。
シュタイナーの思想の大きな根幹は「論理的な思考」です。
そうそう、シュタイナー自身も言っています。
「私の言うことは信じなくてもよい。ただ知って、考えなさい」
私もシュタイナーの思想は好きですが、信者っぽく盲信しないよう心がけています。
参考資料「自由の哲学」
とても難しいですが、考える訓練にはなります。
Edited by じゅんか 2005-11-11 21:09:35
Last Modified 2005-11-12 00:04:30