どこで学ぶのか
このごろしみじみ思うのは、今国内にあるシュタイナー関連団体はおおむねアヤシいのではないか、ということだ。
勉強する人も、ともに働こうと思う人も、真剣に考えたほうがいい。
シュタイナーの思想が実践できたら、それはそれは素晴らしい人になりそうなものだが、ちょっと勉強したくらいでマスターできるようなものでもない。教員養成を出たから、その道に長く携わっているから...という理由だけで立派な人になれるわけでもない。
そもそも普段の生活でハッピーな人はこの世界に入ってこないから、一癖も二癖もある人が多いことも覚悟せねばならない。たいていの学校では経済的に成り立っていないのも、痛い。
あなたがお金持ちでないなら、どこで、どのように勉強するかについて大いに考えて決めることをおすすめする。健全な意味で社会三層構造が成り立っている共同体は国内にはない。したがって「経済の友愛」などと書いてあったら「寄付をください」と書いてあると思った方がいい。
こんな風にシュタイナー関連団体にすっかり失望している私は、シュタイナー学校、シュタイナー幼稚園にとても心惹かれる。これが一番の大きな矛盾だ。
Edited by じゅんか 2005-11-06 23:18:39
Last Modified 2005-11-07 15:04:43