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2011-02-07
節分の鬼

今年は節分が近づくたびに しゅーんとしていた。
私は 家の中で一番怒りっぽい、鬼キャラである。

「鬼はそとって言われたら、おかーちゃんは居場所がないよー」
「鬼はそとって言わないでー 言わないでー」

おふざけ半分 ホンネ半分で ごねた。
2週間も前から ごねた。
そのためか 今年の我が家の豆まきは ややマイルドであった。
(結局したんだけども、しかも自家製大豆を炒ったりもして)


さて、私の友人のブログを読んだ。
私の感じた 「豆まきの疎外感」はあながち 的外れでもないのかもしれない、と思った。
彼は 何らかの事情で成仏できない人々が 豆まきによって 悲しんでいるのをはっきりと感じるそうである。

同じ日の記事に、母親との愛情に飢えた子どもたちの霊魂の存在を感じる、ということも書いていた。
このような思いについて 色々な意見はあるだろうが、私は少しすっきりとした。


年末から これまでにかけて 私は2歳半のカンジ君を 保育所に入れるかどうかについて 少し悩んでいた。
小さい子どもの足音が 騒音になってしまうのなら、子どもを家庭内で育てるのは わがままなことなのかと そう思っていた。

まあしかしである。
カンジ君に関して言えば、彼に集団保育はまだ早い、と思う。
私の姿が見えなければ 泣くし、子どもたちの群れに遭遇したとしても、私の影に隠れて様子をうかがっている。
遊び相手が私だけであったとしても 別段不満に感じているようでもない。
ニコニコと笑い ご機嫌である。

節分の日、所用があって、保育所の前を通った。
節分の鬼が現れて ちょうど豆まきが行われていた。
4歳くらいの子どもたちが「おかあさーん」と言いながら泣いていた。

ああ、怖いんだな。
そうだ、うちのよっけなんか、年長さんになっても号泣していた。鬼が怖くて。

そうだよな。このくらいの子は「おかあさん」と言って泣くよな....。
「せんせい」と言って泣くんじゃないんだよな。

☆☆さん ありがとう。
なんか すっきりしたよ。

まもなく 保育所の入所説明会があるの。
今年から運営方法が変わる学童保育のこともあるから、ぜひ行って下さいって言われていたの。
それは夜で、カンジ君がさみしい気持ちになる時間だし 説明を聞きに行くことすら 大変だと思っていたの。

でも、いいや。
学童保育のことは 後から資料をもらいに行けばいい。保育所の説明は もっと大きくなってからでいい。

少々うるさいかもしれないけれど、保育所に入れたところで 土日は来るし、夕方には帰って来る。足音のない日々は 多分来ない。なるべく 外へ目を向けつつも、子どもと共に歩むのが きっと私の使命だろう。
そして、じっくりと 家を探そう。

カンジ君は まだ おうちで育てるね。
ありがとう



Edited by じゅんか 2011-02-07 23:30:46
Last Modified 2011-02-08 08:08:13





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