タバコとコーヒー
今日は久々のおでかけだった。
「このごろ、セブンイレブンのコーヒーが人気らしいねー。一生に一回飲んでみたいなあ」と軽く言った。
ちなみに我が家は貧乏人なので、外出時は必ず水筒と弁当を持参しており、飲み物を外で買うことが滅多に無い。
どれくらい無いかいうと 冬場ならほぼ一度も買わないくらい無い。
子どものいる4人家族としては大変珍しいと思う。
なので、絶対実現するとは思っていなかったのだけれど 今日は、
「それじゃあ 1杯のコーヒーを家族で分け合おう」ということでみんなが賛成した。
そんなわけで待望のセブンイレブンでLサイズのコーヒーを買って みんなで飲んだ。
久しぶりだなーーー
そして美味しかった。
コーヒーって飲み物なのに、おなかがふくれるなーとか思った。
ちなみに私は 甘いコーヒーが嫌いなので、ノンシュガーの状態で最初に飲ませてもらった。
なのに、満腹感があるって不思議だな。
そしてがぶがぶ飲むものではない。
それもいいと思った。
そういえば 昨年から時々
「タバコ吸いたいなーーーー」と思うことが時々ある。
大学生の時から20代半ばまで、わたしはちょっとイヤなカンジの「なんちゃってスモーカー」だった。周囲にスモーカーが多くて 「1本ちょうだい」というと誰かがくれたのである。
今考えると相当あつかましい。
中高生の頃、ヤンキーがタバコを吸ってても全然カッコいいと思わなかったんだけど、大学に入って 賢い先輩がタバコを吸いながら難しい話をしているのはカッコ良く見えた。
私は 自分がおバカさんなので、賢い人に強いアコガレがあった。
また 本当にカッコ良くタバコを吸う人っている。
賢い人々が難しい話で盛り上がっていても 私は多分半分もわかってはいなかった。
「タルコフスキーはいいよね」とみんなが盛り上がっているので こっそりと後でタルコフスキーの映画を見たら 10分で寝てしまった。
寺山修司の著書に「書を捨てよ、旅に出よう」という本がある。
みんながその話で盛り上がっている時に、「や、でも ◯◯はそんなことをしちゃダメだ。旅に出る前に まず本を読め」と誰かが切り返した。
◯◯は その中のメンツの中ではあまり「何も知らない新入生」というようなキャラだった。
「いや まず本を読まなければならないのは 私もだ」と思った。
なぜなら私は 知らない話題が出た時に 「ちょっとは知っているふり」をしてごまかしていただけで、みんなが一般常識のように話している現代思想とか 全然読んだことがなかった。
後でこっそり読んでみたこともあったけど やっぱり意味はわからなかった。
タバコとともに 黒い歴史を思い出してしまった。
でも タバコを吸っている時の感覚と言うのは
息をゆっくりと吸い、ゆっくりと吐く
である。
それが味わいたいのかな?
よくわからない。
Edited by じゅんか 2014-03-23 00:18:07
Last Modified 2014-03-23 00:24:02