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2018-12-03
備忘録//材木屋ばなし/THE ART OF JOKAN(2)

大濱浄竿作品回顧展プロジェクトによるクラウドファウンディング始まっています。
関心を持ってくださった皆様 ご支援くださった皆様 ありがとうございます。


「材木店ばなし」シリーズ備忘録です。興味のない方はスルーをお願いします。


★★★★★★★★★★

「THE ART OF JOKAN」映像の多くは建前(棟上げ)の風景ですね。
映像を見る限り大きな家です。
材も大変大きく、建前(棟上げ)の作業のために大変大勢の人々が集まっています。

この大きな家の建築ですが、キザミ作業(材料を適切な大きさに切ったり、きれいに削ったり、ジョイント部分の加工をすること)は浄竿さん一人で行っていたようです。


ところがこれを立体にする際には絶対に一人ではできません。
モノは大きいのですし、重機も、人手も必要です。

それで アメリカ人の建築家に建前の手伝いをお願いしたらしいのですが、何度説明しても作業の手順が理解してもらえなかったといいます。

そもそも日本の伝統工法の「継手」を理解してもらえないという事情もありました。一方にホゾ穴をあけ、またもう一方に突起を作り木槌で叩いて組み上げていく工法がピンと来ないというのもあったようです。

さらに自然木を伐採して 自分で皮をむいて、製材した....といっても、梁に使う材などは自然のままの形です。

すると材がまっすぐではありません。まっすぐでないものの組み合わせをあらかじめ想像して ホゾをあけている....。それも想像しがたいことだったでしょう。

打ち合わせ段階で難航したために 浄竿さんは この家の模型をまず作ります。模型を作ることでようやく作業の手順を理解してもらえました。

現在ニューヨークのクラフトミュージアムに所蔵されている作品は この模型です。検索すると「Replica....」などと出ることがあるのでニセモノか!と思いますけれどもそうではなくて、「East Hamptonの家の模型」という意味です。



Edited by じゅんか 2018-12-03 10:41:00
Last Modified 2018-12-03 11:06:39





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